2015.03.11
本日は、2年前に生命バイオ分析学科を卒業した、30期のKさんが来てくれました。
写真の左側がKさん、右側は当時担任をしていた、ぽてと先生です。
彼女は、現在、健康食品の開発や体内のミネラル成分の分析方法を
開発している会社に勤務し、その中で分析の技術者として活躍しています。
今日は、挨拶も兼ねて、今後の新卒採用の話や、仕事の現状報告に来てくれました。
Kさんは、お客様から預かった髪の毛1本をサンプルとして、
これを分析装置で測定するという仕事をしています。
この髪の毛1本から、カルシウムなどの体内の複数のミネラル分の量が
分かるのです。
特にカルシウムは、血液検査よりも簡単に、正確に分析できるため、
新たな技術としても売り出し、さらに広めていきたいと話していました。
実際には、サプリメントを販売している企業から、
その効果を調べるために、依頼を受けたりしているとのことでした。
Kさんは、
「仕事では、分析だけでなく、電話対応や報告書の作成など、
いろいろとありますが、2年経ち、慣れてもきました。
分析結果の報告書も、より分かりやすくするために、
自分なりにも工夫して作成しています」
とのことでした。
実際に、写真で手に持っているのが、報告書のサンプルです。
ぽてと先生は、
「いろいろな業務を任されてしっかりと働いている様子を聞いて、
安心しました。入学から卒業までの間にも成長を感じましたが、
さらに2年が経ち、成長し続けているんだなとも感じました」
と言っていました。
2日後の3月13日(金)に卒業する学生達も、
これを新たなスタートとして、成長することと思います。
そして、このように仕事の様子を知ることができる日が、
また来ると考えると楽しみですね。
by はんなり