2015.03.17
昨日に引き続き、今日も卒業生が学校に遊びに来てくれました。
来てくれたのは、生命バイオ分析学科を昨年の3月に卒業したSさん(右から二番目)。
彼女は、本校卒業後、国立帯広畜産大学畜産学部の3年次に大学編入学をし、
この春から4年生になるということで、春休みの今、当時の同級生である、
現在医療からだ高度分析学科3年生のTさん(左から二番目)と
一緒に学校に遊びに来てくれたのです。
ちなみに、彼女たちの両脇には、当時の担任であるましおか先生(一番右)と
副担任であるせんぱい先生(一番左)。
卒業して一年ぶりに会うということで、いろんな話で盛り上がっているところに、
お邪魔して、Sさんに編入学の実態を聞いてみました。
■まずは、大学編入学に至った経緯について。。。
高校卒業時に大学進学が出来なかったSさんは、最初から大学編入学を目指して
本校に入学しました。高校の時には、単に理系の大学に進学したいという
漠然としたことしか頭になかったそうですが、
「高校の時は、どんな分野に自分が興味があり、また向いているのか、
今一つはっきりしていなかったのですが、本校に入学し、
様々な授業や実験を通して食品分野に進みたいという気持ちが固まり、
単なる偏差値による大学選びではなく、目的を持って大学選びをすることが出来ました。」
と語ってくれました。
■大学編入学してみて。。。
本校の2年間というものが、どれだけしっかりと分析技術を教えてもらえていたのかということを、
大学に編入学してみて心から実感できたというSさん。
「実験をする上で重要な試薬の危険性や対処の仕方、ガラス器具や分析機器の扱い方など、
大学ではさらっとしか説明がされなかったり、先生ではなく、大学院生が実験を教えるという
状態ですので、しっかりと教えてくれないということがあったり、
大学院生も正確に理解していないということがあり、びっくりしました。
逆に、私が教えているような状態です。。
専門学校から大学編入学して、本当にやっていけるかな?と少し不安でしたが、
そんな心配は全く不要でした(笑)。」
こうした話を聞きながら、4月から医療からだ高度分析学科の4年生となるTさんは、
「Sさんの話を聞いて、同じ4年間でも、本校がいかに恵まれているかということが良くわかりました。
Sさんに負けないように頑張りたいと思います!」
と意気込みを語ってくれました。
本校に入学する学生の大半は、卒業後は関連企業に技術就職を果たしますが、
Sさんのような学生も年々増えてきています。
ストレートで大学に進学することを目的に頑張っておられる方も多いと思いますが、
本校の2年間で、専門的な知識と技術をしっかり身に付けて、他の大学生よりも
知識・技術的に優位な立場で大学編入学するという道は、最強の大学生と成り得る進路だと思いませんか?
Sさんとの楽しい思い出話に花が咲いたあと、
関西テレビの方が学校に来られました。
よ~い・ドン!という情報バラエティ番組の「となりの人間国宝さん」というコーナーで、
近々天満橋付近をブラブラされるそうで、その下見に来られたそうです。
この周辺の方々に「この辺で何か変わった面白いところないですか?」と聞くと、
本校の名前をいろんな方が出して下さったことで、訪ねて来られたそうです。
残念ながら人間国宝級の教員はいませんが、分析化学ならオンリーワン!
もしかすると、本校に立ち寄られるかもしれないというお話でした。
取材されるようなことがありましたら、またこのブログでご紹介します!
byすくろーす