2015.03.25
本校では、実験廃液をそのまま下水道に流してしまうと環境に大きな負荷を与えるので、
実験中に発生する廃液は中に含まれる物質ごとに分類、回収してタンクに保管しています。
保管した実験廃液は半年に一度、業者に回収してもらい処理をお願いしています。
今日はちょうど半年に一度の日で実験廃液を業者に引き渡すために実験廃液の運搬を行いました。
実験廃液が入ったタンクは実験棟の屋上に保管しているので、
1階まで降ろし業者に引き渡すのですが、重いタンクは約25kgもあるものもあり、
それを運ぶのはかなりの重労働です。
いつも教員が総動員で運搬していますが、最近では環境委員会の学生が
「自分達の出した実験廃液なので、僕たちも手伝います!」と申し出て実験廃液の運搬を手伝ってくれています。
今日も1年の環境委員会の有志学生が実験廃液の運搬を手伝ってくれました。
↑ パワフルにタンクを運んでいる学生!!
上の写真の通り、たくさんの実験廃液が入ったタンクがありましたが、
環境委員会の学生たちの協力もあり、あっと言う間にタンクを運び終えることが
できました。
廃液の運搬後に協力してくれた環境委員会の学生たちに話を聞いてみると、
「自分たちが実験で出した廃液が半年でこんなにたくさんあるとは思いませんでした。
2年生の実験では、今まで以上に実験廃液を多く出さないように努力しないといけないと思いました。
実験廃液を減らして環境への負荷を減らしていきたいです。」
「自分たちだけでなく実験廃液を減らすことができないので、
廃液を減らすための意識をクラス全体に広めていきたいです。」
と言っていました。
有志の学生たちが今日感じたことを他の環境委員会メンバーやクラスメイトにも
紹介して、環境に対する意識を広められるように取り組んでいって欲しいと思います。
今日は協力ありがとうございました。
本校の学生が主体となり活動をしている課外活動の一つである環境委員会の活動内容は、
道頓堀川水質調査(ニュース番組などにも取り上げられ、注目度の高い水質調査です。) や学校周辺の
清掃活動、大阪府などの公的団体が主催する環境関連イベントに出展など様々です。
先日のブログでも紹介しましたが、環境委員会の学生達は新年度に向けていろいろと準備をしているようです。
新年度も今年度に引き続き環境委員会の活躍に期待しています!
By Mac