2015.04.07
今日の大阪は、少し冷えましたが、
本校では、その寒さを感じない1日となりました。
その理由は、今日、本校の平日コースの新入生が、
初めて全員そろう登校日だったからです。
初登校する新入生は、
「今日からスタートするぞ!」
という気持ちで来ているとは思いますが
それ以上に、
「学校生活はどうなるだろう?」
「学校の実際の雰囲気は?」
「同級生には、どのような人がいるのだろう?」
と、新たに始まる学校生活に期待と不安の両方の気持ちを
持って登校して来ます。
そのような新入生の気持ちを理解した上で、
玄関で「こんにちは!」と元気に明るく出迎えていたのは、
1年先輩の2年生です。
ミジンコ先生(左端)と並んでいるのが、
生命バイオ分析学科のKさんで、
せんぱい先生(右端)と並んでいるのが、
有機テクノロジー学科のSくんです。
そして、集合場所の2階の大教室の前では、
また「こんにちは!」と元気で大きな声で迎えるのも、
2年生の2人です。
ましおか先生(右端)と生命バイオ分析学科のMさん(左端)と、
資源分析化学科のM(中央)くんです。
いきなり「こんにちは!」と大きな声で挨拶されたことに
「こんにちは」と返してくれる新入生もいれば、
戸惑っている新入生もいました。
緊張しているので、無理もないと思います。
しかし、2年生は、この挨拶がいずれ就職をして社会に出る際に、
とても大切であるということをこの1年間で身に染みて感じ、
挨拶をすることが当り前にもなっているのです。
つまり、2年生から1年生への最初のお手本を
見せている瞬間とも言えます。
こうして出迎えている内に、時間は、集合時間の13時になりました。
大教室は新入生でいっぱいとなり、まだまだ緊張感の漂う教室で、
まずは各担任から1人ずつ新入生の名前を読み上げ、
出席を確認しました。
私、ぽてとも、新たに担任として「一緒にこれから頑張ろうね!」
という気持ちを込めて、新入生の名前を読み上げました。
この後、担任から自己紹介をした後、続けて2年生からも
自己紹介がありました。
緊張している新入生の不安を少しでも解消してあげたいという気持ちで
今日と明日の2日間は、2年生が補助として対応を手伝ってくれます。
先輩としてこれから学校生活を送る新入生に対して
一緒に頑張ろうという気持ちのこもったエールも送られました。
その後、今日は登校初日ということもあり、今後の予定の連絡や時間割の配布
などが行われました。
そして、実験で着ることになる白衣のサイズ合わせも行われました。
写真は、白衣に袖を通している新入生(右側)です。
白衣は見本のため、自分の白衣ではありませんが、
自然と笑みがこぼれています。
サイズ合わせが終わった後に、2年生に話しを聞きました。
すると、本校に入学して初めて白衣に袖を通したという学生がほとんどで、
1年前は、ちょっと緊張しつつもうれしかったと、
振り返って話してくれました。
入学当初はパリッとして他人行儀だった白衣も、
今では自分の体にしっかりなじみ、
今までの実験の成果とも言えるシミの1つ1つにも思い出が一杯あるようで、
「これは○○のときのシミで~」というような話をお互いにしていました。
ちなみに上の写真の中央のM君は、
「今日は新入生に白衣姿を見せる!」ということで、
いつもより念入りにアイロンをあててピシッとさせてきたそうです。(笑)
今日は、3時間程の初登校でしたが、帰り際には、
既に友達を作って楽しく話をする姿も見られました。
しかし、新入生の多くはかなり緊張したことと思います。
最後に帰っていく学生に声を掛けると、
「鳥取県から出てきて。。。」と、まだ大阪の街にも慣れておらず、
いろいろと不安に感じているとの話でしたが、
最後には
「今日は登校をして、先生と少し話もできて安心しました。」
と話してくれました。
そして、
「明日は9時ですよね。ありがとうございました。さようなら!」
挨拶をして帰っていく姿を見て、
さらに頑張らねば!という気持ちになりました。
明日は、オリエンテーションで朝から盛り沢山ですが、
こらからも教職員一同、学生生活をサポートしていきますので、
新入生の皆さんも、将来の分析化学者を目指して
一緒に歩んでいきましょう!
Byぽてと