2015.04.20
今日は、本校卒業後に大学への編入学を希望する学生を対象とした
『大学編入学ガイダンス』を開催しました。
大学編入学とは、本校の2年制卒業後、大学3年次に編入学をし、
4年間で本校と大学の両方を卒業できる制度のことです。
(但し、ごく少数ですが2年次に編入学する場合があります。)
ぽてと先生より、資料を用い、大学編入学の概要について説明がなされ、
参加した学生たちは、真剣に説明を聞いていました。
しかし、彼らはなぜ大学編入学という選択をするのでしょうか?
4年制大学では、1,2年次では一般教養を中心に学ぶことになります。
したがって、3年生になるまで実験はもちろん、専門科目のない大学がほとんど。
しかし、大学に入学せずに本校に入学後、2年後に大学編入学をする学生は、
本校の学習で専門科目の知識はもちろん、実験技術も即戦力となり得るスキルが
十分身に付いている上に、多くの資格を取得、また卒業後の就職活動の対策まで理解した状態で
大学の3年次に編入学することになるため、普通の大学生よりもかなりの実力を持った
スーパー大学生になることが可能です。
だから、大学編入学という道を目指す学生が増えてきつつあるのです。
そしてそれは編入学生を受け入れる大学にとっても非常にありがたいことでもあるのです。
「日本分析化学専門学校を卒業して編入学してきた君の先輩方は非常に優秀で、
入学後も頑張っているので、君にも期待しています。」
ということを、編入学の面接の時に言われた学生も昨年度にいたぐらいですから、
学生にとっても、大学にとっても、大学編入学というのは、大きな魅力となっているのです。
ちなみに、これまでの合格実績は以下のリンク先からご確認ください。
これまでに約50名が合格。約半数が国公立大学に合格しています。
就職希望の学生同様に、大学編入学希望の学生にも、教員は全力でサポートしますよ。
https://www.bunseki.ac.jp/incorporation/index.html
今日は、資源分析化学科2年生の材料分析化学実験の初日でした。
先週はガイダンス日だったので、彼らにとっては2年生に進級して初めての実験!
ということで、気合も十分!あずみ先生の熱のこもった説明を真剣な眼差しで聞いていました。
今日は、分光光度計を用いた実験ということで、
分析機器の使い方だけでなく、より正確な値を測定するために必要な企業で即戦力となるような
コツやテクニックについて、細かい説明がなされていました。
誰かに、実験の感想を聞こうとキョロキョロしていると、
先日の自治会会長の選挙で活躍してくれた選挙管理委員のS君を発見!
(写真向かって左の学生)
実験をしながら少しお話を聞くことに。。。
実験の感想を聞く前に、彼はどうして本校に入学したのかな?という疑問から、
その辺からお話を聞くことに。。。
彼は、近畿大学工学部生物化学工学科を卒業後、一旦企業に就職したものの、
自分の希望とする職種には就けなかったということで、1年で会社を退社。
大学院への進学というのも考えにはあったのですが、金銭面の都合や、
企業で分析職として就職するには、分析技術を極めるのが一番ということと、
就職指導が大学よりもきちんと見てくれるという印象を持ち、
大学時代に興味のあった水質に関する分析が出来る本校の資源分析化学科に
入学をしたということでした。
大学時代には当然実験も行ったそうですが、分析機器を扱うことになったのは3年生になってから。
しかも、教えて下さるのは先生ではなく、大学院生。
さらに、分析機器の立ち上げはすべてその大学院生が行い、S君たちは測定をするだけで、
自分で機器を立ち上げて実験が出来るようになったのは、
4年生の卒業研究をするようになって3か月ほどたった頃ということでした。
「本校では1年生の後期から分析機器の立ち上げから学ぶことが出来るし、
2年生では引き続きそれらの分析機器を専門分野に特化した実験を通して使用することが出来るので、
入学して良かったと思います。
また、分析機器の指導については、大学と異なり、本校はとてもきめ細やかにして頂けるので、
非常にありがたいです。」
このように、大学では物足りなかった実験スキルも、本校でならバッチリ身に付けることが出来ます。
実際に大学を卒業した学生からこうした生の声を聞くと、同じ4年間通うなら、
大学編入学の方が魅力的だなと、ますます思いますよね。
byすくろーす