せんせのブログ

本日も実験三昧。分析技術を徹底的に学びます!

2015.05.01

こんにちは!ましおかです。
昨日に引き続き、本日も各学科の実験の様子を見てみましょう。

いよいよ本格的に開始!「基礎化学実験」


まずは、1年生の資源分析化学科と有機テクノロジー学科の基礎化学実験の様子です。
この実験では、無機化学・有機化学・生物化学の中でも基礎となる実験操作を学びます。
その中でも、こちらのグループは「滴定」の基本的な実験を行っていました。
滴定とは、化学反応を用いて化学物質の量を測定する最も基本的で重要な実験動作の1つです。

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みなと先生の説明を受けた学生は、
グループで話し合いながら、とても真剣に取り組んでいました。
高校等で経験をしていてうまくできる学生もいれば、
今回初めて行う学生もいました。
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学生たちは、
「初めて行う実験でとにかく楽しいです。」
「みんなで協力し合ってやる事ができて、早く上手くなれそうです。」
といっていました。

同じ実験室内では、4年生の先輩達が。


こちらでは、医療からだ高度分析学科4年生が、
「医薬分析・臨床検査実験」を行っていました。

本校には、2年制の3学科(資源分析化学科、生命バイオ分析学科、有機テクノロジー学科)以外に、
4年制の医療からだ高度分析学科があり、2年制の学科の知識に加えて、
品質管理や特許申請まで幅広い場面で役立つ知識と技術の修得を目的とした学科なのです。

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先ほどの1年生と同じ器具を扱っていましたが、もう雰囲気が違いますね。
さすがに4年生です。
この実験では、実際に市販されている医薬品の分析を行ったり、
分析機器のトラブルシューティングや電気化学まで、実用性の高い技術を幅広く学びます。
私、ましおかも担当していますが、今回は「透析膜」についてでした。
N君に聞くと、
「透析膜にそれぞれタンパク質とアミノ酸をいれて、透析の仕組みを調べています。
 分子量の大きさによって透析膜を透過するものとしないものがあるのです。」
と答えてくれました。
説明する姿がとても頼もしく見えましたw

そして2年生は!


その頃、2年生有機テクノロジー学科は、「医薬・食品分析実験」のレポート日でした。
実験はとても楽しく、技術を学ぶ事も大切ですが、それだけで終わりではいけません。
実験を行った成果を、その内容と実験結果と共にレポートとしてまとめるのは、
分析化学者としては大切な仕事の一つです。
レポートまで完成して、初めて実験終了と言えるのです。
そのレポートの完成度をより磨くのが、「レポート日」なのです。

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提出されたレポートを教員がチェックし、その際に足りないところ、
分かりづらいところなど、気を付けなければならないことを指摘し、学生たちに返却します。
その後、学生たちは返却されたレポートを修正して再提出し、
さらに良いレポートに仕上げていくのです。

GWの真っ最中ですが、学生たちは今日も元気に、それぞれの課題に取り組んでおり、
いろいろな学年の様々な表情がみられた一日でした。
学生たちの「やる気」に負けないように我々教員もサポートします!!

※学校は明日より5日間お休みとなりますので、次回更新は5月7日(木)です。
 お楽しみに♪

by ましおか