2015.05.02
本日から、今年度初めての定期試験を行いました。
学生達は、日頃の勉強の成果を発揮するために、
全力で試験に向き合っていました。
お昼休みに教室を少し覗いてみると、
友人同士で勉強に取り組んでいる姿が見れました。
2年 資源分析化学科 のM君が、試験や授業に関する思いを
話してくれました。
「入学時から、環境に関する知識や分析の技術を身に付けたいという思いを持ち、
将来は環境分野への就職を希望しています。
2年生になり、専門的な授業や実験が始まり、1年次に身に付けた
基礎的なことを活かし学ぶことができるため、
毎日勉強することがとても楽しいです。
中でも、この後に行われる試験の「環境分析化学」は、
入学時から取得を目標としていた「環境計量士(国家資格)」に
直接通じる内容を学ぶことができるので、気合が入っています。
こうやって昼休みには、友人と問題を出し合いながら、
苦手な部分を指摘し合えるので、一人で勉強するより
この時間が大切です。」
と、勉強や試験に対する思いを語ってくれました。
本校では、自然と友人が集まり教え合っている様子を
よく見かけます。
様々な歳の学生がいますが、
年齢関係なく集まっています。
更に、教員からのアドバイスや指導も加わり、
相乗効果の中で、成長しています。
本校の4年制学科である医療からだ高度分析学科では、
4年次にほぼ毎日研究を行い、
前期終了時、後期終了時にその発表を行います。
来週の中間発表に向けて、明日が要旨の提出日、
5月25日(月)に発表用データの提出を控えた4年生が、
その準備をしていましたので、紹介します。
本校の卒業研究は、複数名でチームを組み
取り組みます。
写真は、班全員でそれぞれがパソコンに向かい、
発表用のデータを作成している様子です。
この研究は、環境汚染された土や水を、微生物を使ってきれいにする
という内容です。
Tさん(写真左)が、卒業研究への意気込みを語ってくれました。
「4年間かけて分析化学やバイオ、微生物の取り扱いについて
学んできました。それらの技術や知識を使って、
何か社会貢献できる研究がしたいと思っていました。
微生物の力で、新たな環境改善の方法を見つけ、
少しでも人間が住みやすい環境を作りたいです。」
研究はまだまだ途中で、失敗も多いということでしたが、
Tさんの思いを聞いていると、
夢が現実になる日も遠くはないと思えるほどでした。
来週行われる中間発表会が楽しみです。
byせんぱい