2015.06.03
こんにちは!アビーです。
さてさて皆さん、こちらの女学生たちが笑顔で手にしている
赤いカード、見たことはありませんか?
もしかしたら、「持ってる!」という方もおられるかもしれませんね。
このカードは「献血カード」。
献血に協力した実績が記入されたカードです。
献血と言えば、大きなデパートや駅前などに停められた献血バスや、
献血ルームで行うことも多いと思うのですが、
献血するためだけにそこに赴いて献血するのってちょっと勇気がいりますよね?
本校では年に2回、校内で一斉に献血できる日があるのです。
今日は、その「献血ボランティア」デーでした!
献血会場は普段授業で使っている教室です。
朝から赤十字の方がお見えになり、
教室はあっという間に献血ルームに様変わり!
献血はもちろん強制ではありません。
教職員と学生からボランティアを募り、入れ代わり立ち代わり献血に協力しました。
どんな流れで進めていくのか、協力してみたいけど不安な方のために
ミジンコ先生の献血に密着してみましょう♪
まずは現在の健康状態や、体重、朝食を食べたか、等を聞き取りし、
献血する条件を満たしているのかをチェックしてもらい・・・
お次はこちらでちょびっと採血して、成分的に問題ないかチェック。
おや、なんだかガッツなポーズを決めていますが、
これはこの状態でいたときに腕のしびれがないかを確認しているのだそう(笑)
そしていよいよ献血です。針を刺す瞬間は、いつも笑顔のミジンコ先生もちょっと緊張気味・・・
でもすぐにこの笑顔!
隣にいた2年有機テクノロジー学科のS君と談笑をしながら献血がおわるのを待ちます。
S君は昨年度も協力したそうで、
「やっぱりこんな風に学校で実施できると友達と一緒に緊張なく献血できるし、いい機会になる!」とのこと。
昨年初めて協力したときも、こういう機会がないとなかなか踏ん切りがつかなかったらしく、
一度経験したらあまり痛くないし今年も協力しようと思ったそうです。
献血が初めての1年生はやっぱりちょっと緊張気味ですが、
でも、皆終わってみれば「人の役に立てた」というちょっと誇らしげな顔をしています(^^)
他の学生の様子も見てみましょう!
「注射は痛いもので、怖いという苦手意識がありましたが
実際献血をしてみると、それほど痛くなく、むしろ楽しかったです。」というのは、
生命バイオ分析学科1年の、NくんとTさん。
「献血は好きで、自分の血で人が救えるのならいくらでも献血します!」
という何とも頼もしいコメントをしてくれたのは、生命バイオ分析学科のMさん。
彼女の献血カードには、きっと履歴がどんどん増えていくんでしょうね!
「こういうボランティアに参加した事がないのでチャレンジしましたが、やっぱり注射は苦手です...」
と、動揺する有機テクノロジー学科1年のN君と・・・
それを見て笑う生命バイオ分析学科1年のOさん。
「痛いと思っていたら、私は全く平気でした。あっという間に終わりました。」
なんとも微笑ましい一幕でした(笑)
赤十字の方からお聞きして印象に残ったのは、
「献血は患者の命を救うだけではなく、その患者の気持ちも救う。」というお言葉。
本校の学生は、「世界中の人々の生活を豊かに・安全にしたい」という
思いをもって本校で化学者を目指しています。
今は化学者としては修行中の身で、まだタマゴの状態ですが、
その「人々のために!」という思いの片鱗をこのボランティアでも見た気がします。
今日協力してくれた学生の皆さん、本当にどうもありがとうございました!
byアビー