2015.06.23
溶液中にどのような金属が含まれるか分析する、
定性分析実験が1年生の実験で行われました。
笑顔の写真は、1年 有機テクノロジー学科のS君です。
S君にこの実験の醍醐味を聞いてみると、
「化学反応が起こる中で、色の変化がとても綺麗で
実験が楽しいです。実験が上手くいき、色がとても綺麗だったので、
先生にも褒められました。」
と笑顔で話してくれました。
S君は、実家が鹿児島県で、大阪へ出てきて本校に通っています。
入学当初は不安も多かったようですが、今では一人暮らしや、
学校生活にも慣れ、とても楽しい日々を送っているということでした。
笑顔で実験をしているのは、S君だけではありませんでした。
実験終了後に行うノートチェックと、口頭試問でも
皆笑顔で質問に答えていました。
本校の卒業研究は、2年次の後期から本格的に始まります。
その準備として、前期にチーム分けをするなど、
準備を進めて参ります。
その一つとして、数日前にMac先生のブログで紹介が
あったように、PFDの作成がありました。
詳細は、以下のURLより、その時のブログをご確認頂けます。
↓
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2015/06/-pfd-1.html
今日は、準備の一環として昼休みに打ち合わせを
行っている班がありましたので、紹介します。
写真は、海草の一つである「アマモ」の研究を行う班が、
話し合いをしていた様子です。
この研究は、海を豊にするアマモを増やすことを目的に、
アマモが生育する海の底質を分析する研究です。
先輩から引き継がれ6年間続けてきました。
また、本校だけでなく外部のNPO団体、専門学校、企業の方と
共同で実験を進めています。
今日は実際に、アマモが成育する海底の底質を、採取するための
打ち合わせがチーム内で行われていました。
6月30日(火)に、実際に大阪湾の海底よりサンプリングする予定です。
サンプリングに行く2年 資源分析化学科のH君が、
卒業研究に向けた意気込みを語ってくれました。
「自分達が分析をするサンプルが、
どのような環境にあるのか、実際に海に行き
自分の目で確認できるので、今から卒業研究が楽しみです。
また、分析をしていると外部の方と接する機会が少ないので、
共同で研究を進めることも、とても勉強になります。
これまで、6年間続いてきた研究で、7年目を迎えるので、
先輩達の思いを考えるとプレッシャーはありますが、
失敗しないように頑張りたいです。」
実際のサンプリングの様子は、
来週のブログで紹介させていただきたいと思います。
byせんぱい