2015.07.04
今日は土曜日ですが、「基礎化学講座」を受講している平日の学科・コースの学生が
登校していました。
本校の学生には、高校時代に化学を履修していない文系出身の学生や全く理科について
学ばなかった商業高校出身の学生、自分自身の理解力に不安を持つ学生や実験は好き
だけど座学は苦手という学生もいます。
このような学生が抱く不安や苦手意識を解消することを目的に、平日学科・コースの
学生が登校しない土曜日を有効活用し、高校の化学や1年前期に開講される基礎化学
という科目の復習を中心に講義を行うのが「基礎化学講座」です。
全15回にわたって開講される本講座では、本校の専任講師がリレー方式で講義を
担当していきます。
本日の講義担当は、アメフト先生でした。
教室をのぞくと、学生たちが演習問題に取り組んでいました。
本日の講義は化学反応に伴う熱の出入りを計算する方法を学ぶことでしたが、
この項目は学生たちが苦手と感じることが多いので、今回はじっくりと演習問題に
取り組んで、解き方をしっかりと修得することを目指していました。
学生が演習問題に取り組んでいる間、アメフト先生が学生の間を回り、個別指導を
行っていました。
上の写真で質問している有機テクノロジー学科1年のKさんは
『平日の授業と違い、個別にじっくりと質問できるので、分からなかったところが
解消できました。この講座に参加して、本当に良かったです。』
と話してくれました。
また、下の写真で説明を聞いている生命バイオ分析学科1年のNくんは
『人数が少ないため、分からないところは何度でも質問できるので、少しずつですが、
着実に理解できている実感が持てて、うれしいです。』
と感想を聞かせてくれました。
受講生が20名程度なので、学生一人一人のつまずいている箇所に応じて、個別に
指導を受けられることも、本講座の魅力です。
そして、本講座も今回が8回目、折り返し地点です。残りの講義もしっかり受講して、
不安や苦手意識を解消し、基礎をきちんと修得していきましょう!
by みなと