せんせのブログ

化学分析の国家資格を受検

2015.07.20

技能士(化学分析)3級の実技試験2日目

昨日のブログでも紹介されていましたが、昨日は本校において、国家資格「技能士(化学分析)」
の筆記試験と実技試験が実施されました。
昨日のブログはコチラをご覧ください。

今年度は受検者が多く、1日だけでは実技試験が完了しないため、昨日に引き続いて
本日も実技試験を行いました。
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↑本日受検した学生の実技試験終了後の記念撮影です。

技能士は厚生労働省が認可している国家資格です。
様々な業界で働く上で、必要な技能の修得レベルを検定し、
一定レベル以上の技能をもつ者に対して資格を付与されます。

その種類は128職種あり、「化学分析」もその内の一つです。
「化学分析」以外では、「溶接」や「めっき処理」などもあります。

本校の卒業生が就職する業界には、
「化学分析」の技能を必要とするところがたくさんあります。
そのため、受検者の中には本校の在校生や卒業生も多く含まれます。

昨日に引き続き、今日は1級から3級まである「技能士(化学分析)」の内、
3級の実技試験が実施されました。

「技能士(化学分析)」の1級や2級を受けるためには、
本校を卒業したことや、企業での一定期間の実務経験が必要となりますが、
3級は本校在学中に受検することができます。

この3級は昨年度より設置された資格で、在校生も自らの技術力を客観的に示す証として、
受検しました。

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↑受検会場の様子です。

実技試験では、中和滴定や定性分析実験など、
本校の1年生の時に行った実験とほぼ同じ内容が出題されます。

また、大阪の会場は本校となっているため、本校に通っている学生は普段使っている実験室で
実技試験を受検できるため、一般の方と比べるとあまり緊張せずに受検できているようでした。

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↑写真は会場設営をしている本校の教員です。

試験終了後の学生のコメントは以下の通りです。

生命バイオ分析学科K君
「少し操作手順をミスしたかと思いましたが、しっかりと結果が出てよかったです。」

有機テクノロジー学科Cさん
「合格の自信あります!楽しかったです。」

しかしながら、その一方で、
「普段使い慣れている実験室でしたが、緊張しました。」
「合格しているかどうか、とても不安です。」
という学生や
「いつもの実験室でしたが、ちょっと雰囲気が違ったので、上がってしまいました。」
「そのため、一瞬頭が真っ白になりました。 でも、予想した結果が出て良かったです。」
という学生もいました。

技能士(化学分析)3級の実技試験は本日で終了です。
平日、本校に通っている学生は、明日から期末試験です。
こちらも頑張りましょう。

by バッテン