2015.07.25
こんにちは、あずみです。
突然ですが、この写真は何かを終えた学生の様子です。さて、何でしょうか?
本日(7月25日)は、日本三大祭りの一つ、「天神祭」のメインの日、本宮です。
本校のすぐそばで、天神祭の船渡御や花火の打ち上げがあるので、この祭りの日は
沢山の屋台が建ち並び、ビックリするぐらいの人で溢れかえります。夕刻の時点で
この様子です。
ただ、この天神祭には本宮の前夜に行う小祭(宵宮)があり、昨日の晩から祭りが
始まっているのです。祭りは夏の風物詩、来られた方はそれぞれに楽しんだことで
しょう。しかし、その夜が明けると本校周辺には至る所にゴミがおちているのです。
非常に残念なことです。
そこで本校では、学生が主体となって環境保全活動や環境啓発活動を実施している
「環境委員会」の有志学生たちと教職員とで、毎年清掃活動を実施しているのです。
30分程度で清掃は終了しましたが、多くのゴミを拾い集め、本校周辺はいつもの
クリーンな状態に戻ったのでした。1枚目の写真は清掃後に撮影した写真でした。
環境委員会の学生たちは、
『こんなにごみが捨てられているなんて、思いもしなかった。』
『掃除をして、きれいになった様子を見るととても清々しい。』
などと口を揃えていましたが、資源分析化学科2年生のK君(写真の右側)からは、
少し違った話を聞くことができました。
『環境委員会の活動として、毎年この清掃活動を行っています。私は昨年も参加
しました。今年は上級生となり、1年生が数多く参加してくれたことに嬉しく
思います。ただ、この活動は継続することではなく、必要性がなくなることが
最も望ましいことなのです。祭りを楽しむ人たちの、モラルが向上することと
近い将来この活動がなくなっていることに期待したいと思います。』
私、あずみも環境分野の授業を担当する教員として、K君の考え方が最も本筋だと
思いますし、そうなってほしいと考えています。本校での学びや、環境委員会での
課外活動等を通して、正しい環境マインドが学生に形成されていることが分かって
とても嬉しく感じた一日でした。
by あずみ