2015.07.28
今日は、2年生の生命バイオ分析学科で医薬バイオ化学実験を
していましたので、その様子を紹介します。
医薬バイオ化学実験では、医薬品の品質検査、微生物の培養・制御技術、
DNAの扱いや検査などに関わる実験を行っています。
この実験では、医薬品や食品分野などでの仕事を想定した分析技術の
修得を目指しています。
ということで、今日の実験の様子がこちらです。
「実験」ではありますが、今日は白衣を着ている学生はいません。
教室でレポートの作成をしています。
この時間を、本校では「実験のレポート日」と呼んでいます。
何をしているのかと言うと、
実験後に学生から提出された実験レポートを
担当の先生がチェックして返却します。
そこには、赤い文字でいろいろと指摘されています。
その部分を修正したり、さらに文章を足して考察を深めたりしています。
これは、学生のレポート作成能力の向上を目的に実施しています。
仕事に就けば、分析だけをしていれば良いということではありません。
何かの形で上司や顧客に結果を報告しなければいけません。
そこで求められる基本的な能力が幾つかあります。
そのため、本校では1年生の時から、このようなレポート日を設け、
学生も少しずつ要領を得て作成できるようになっていきます。
上の写真は、Mac先生の添削している様子です。
このように分からないことは、その場で先生に質問もできるので、
実験の理解を深める上でも、大切な時間となっています。
最初に掲載した写真のMくんは、
「グラフと考察を修正しています。指摘されたところをしっかりと
直して、良いレポートに仕上げます!グラフの修正、3回目です!(笑)」
と、嬉しそうに笑顔で作成していました。
その修正が、本人の力となり将来活かせる能力にもなると思います。
4年制学科の医療からだ高度分析学科の4年生の様子を紹介します。
4年生は、4月から卒業研究を行っており、
今日も1日、卒業研究の時間でした。
写真は、コミュニケーションルームでパソコンに向かう
4年生です。
今週末に提出期限の卒業論文の提出のため、
作成しているところです。
先日は、前期の卒業研究のまとめとして、
研究発表会も行いました。
その時の質疑応答時間に指摘されたことも踏まえ、
卒業論文の内容を見直したり、考察を付け加えるには
何が必要になるのかなど、いろいろと考えて取り組んでいます。
卒業研究発表会の様子は、こちらのブログをご覧ください。
下の写真は、4年生の卒業研究を担当している私(ぽてと)と
学生が話し合いをしている様子です。
作成中の卒業論文を見ながら、一緒に考えています。
論文の書き方は、既に2年生までで習ってきたので、
むしろ中身を良くしようという、余裕も出ているように感じます。
提出まであと少し。
追い込みを掛けて、納得のいく卒業論文として
まとめ上げてもらいたいと思います。
By ぽてと