2015.08.01
昨日のブログでアメフト先生が紹介していますように、平日に通学する学生たちは昨日、
前期の授業・実験が終了し、本日から夏休みを迎えています。そのような夏休みの初日、
本校では「基礎化学講座」を開講しています。
この講座は、高校で学ぶ化学全般の内容や、1年次の前期に開講している「基礎化学」、
「基礎化学実験」などの復習を中心として、平日に通学する学生を対象に、全15回に
わたって毎年実施している講座です。先生たちもリレー形式で講義を担当しています。
本校に入学する学生のなかには、高校時代に化学を履修していなかった文系出身の学生、
理科を全くと言ってもいいほど学んでいない商業高校出身の学生も少なくありません。
そのような学生も、卒業後には食品や医薬品、化粧品、環境、バイオ・・・といった、
化学に関連する仕事に就きたいという希望を持って入学しています。そのような学生が、
1年次の前期に修得すべき内容の基礎固めをし、後期のより専門的な学習に臨みたいと
考えて、この講座を受講しています。
今日の担当はましおか先生、テーマは「中和と滴定」です。このテーマは授業だけでは
なく、実験も行った内容ですが、今日の基礎化学講座を受講して学生たちはどのように
感じたのでしょうか。
有機テクノロジー学科1年生のKさん
『基礎化学講座は少人数なので、いつもの授業以上に分かりやすいです。
今日はpH指示薬の変色域についても復習しましたが、その覚え方が
とても面白くて一気に覚えてしまいました。中和滴定の結果から酸や
塩基の濃度を求める計算についても、夏休み中に慣れたいと思います。』
資源分析化学科1年生のKくん
『前期に行った実験の復習にもなりました。普段の授業以上に実験との
つながりに注目した講義だったので、実験での経験を思い出しながら
より知識を深めることができました。』
次の講座は約1ヶ月先となりますが、夏休みの期間を有意義に活用し、今しかできない
経験をしてほしいと思います。夏休みの初日から、学生たちの色々な「話」のお土産を
楽しみにしている私ですが、前期に学んだ内容の復習も忘れないでほしいと思います。
by あずみ