2015.08.19
夏期休暇が続きますが、
環境委員会が中心に行う、道頓堀川の水質調査を
行いました。
参加希望の学生約40名が登校していました。
道頓堀川水質調査は、平成16年から始まり、
今年度で12年目を迎えます。
今日は、道頓堀橋にミジンコ先生と学生が
サンプリングに行き、実験室で分析を行いました。
写真は、道頓堀橋でサンプリングをしている様子です。
測定項目はDO、BOD、一般細菌、大腸菌、濁度などです。
過去11年の測定結果は以下のURLより確認いただけます。
↓
https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html
写真は、大腸菌や一般細菌の分析をしている様子です。
測定方法を2年生が1年生に指導している様子も見られました。
写真(左)は、1年 生命バイオ分析学科のM君です。
M君は、高校時代に細菌を扱う実験をしていたため、
その技術を生かすと共に、環境に関する知識をもっと深く勉強したい
という思いでこの実験に取り組んでいました。
M君が、道頓堀川水質調査の感想を語ってくれました。
「今回で2回目の参加ですが、普段できない実験や、
使わない分析機器を使えるので、とにかく楽しいです!!
2年生も丁寧に教えてくれるので、嬉しいです。
来年は、自分も後輩に指導できるように頑張ります。」
写真は、環境委員会会長で2年 資源分析化学科の
K君です。
K君は、入学当初材料関係の企業で将来は働きたいという思いを
持っていましたが、道頓堀川の水質調査を通じて、
環境分析の楽しさを知り、
環境関係企業への就職を決めました。
既に、環境分析を行う企業からK君は内定をもらっています。
「1年半で、実際に環境評価ができる分析技術が身についたので、
今、道頓堀川の水質調査ができることがとても楽しいです。
これまでに、12年間で44回水質調査を続けてきたので、
その環境委員会の伝統を引き継ぎ、失敗のないように
分析をしたいと思っています。」
と語ってくれました。
ミジンコ先生と一緒に笑顔で写真撮影!!
私が担任をする2年 有機テクノロジー学科のF君です。
本校では、勿論担任も就職指導をするのですが、
学生が指導を望む教員が中心になり指導を行います。
F君は、ミジンコ先生に就職指導を受けていましたので、
内定の記念に一枚写真を撮影しました。
F君は、本校入学前に大学進学を望んでいましたが、
最終的に実験が沢山できる本校を選びました。
また、その時から医薬品に関する仕事に就き、
沢山の人を助けたいという思いを持っていました。
F君曰く
「日本分析化学専門学校で、
様々な技術を身につけることが出来、
それを企業に生かすことができると思うので、
本校に入学して良かったと思っています。
これまでに学んだことを生かして、
安全で安心な薬を提供し続けたいです。」
と心の内を語ってくれました。
来年4月から社会人になるF君。
その活躍に期待が高まります。
byせんぱい