2015.08.26
コミュニケーションルームでは学生たちが机を囲んで勉強会をしていたり、
コミュニケーションホールでは、学生が先生に質問をしていたりと、
写真に写っている学生たちは、2年生です。
彼らは、後期に実施する卒業研究について準備をしています。
学生たちは、
「卒業研究で良いスタートが切れるように、今から準備をしています。」
「班全員で協力して知恵を出し合い、卒業研究を進めたいです。」
「後期の卒業研究が待ち遠しいです!」
と、みんな後期の卒業研究が楽しみのようです。
研究のスケジュールや実験方法などについて、夏休みに集中的に
グループでいろいろと話合いをしてきているとのことで、チームワークは抜群です。
卒業研究は後期に行われますが、準備は着実に進んでいるようです。
本校の卒業研究はグループで行いますが、その中で企業に入って仕事を
行う上で必要なチームワークをはじめいろいろと学んで欲しいと思います。
卒業研究の準備だけでなく、
資格取得に向けて自習している学生、
前期の授業や実験の復習をしている学生など本校の学生達は、
それぞれ目的を持って登校し、夏休みを有効に活用しています。
↑ 2年 生命バイオ分析学科のM君
上の写真の2年 生命バイオ分析学科のM君は、
10月に行われる危険物取扱者試験を受験するため、
勉強をしていました。
M君は
「10月の危険物取扱者試験で甲種に受験するので、合格できるように
授業や資格対策講座で習ったことを復習しています。」
「夏休み中は時間を有効に使うように心がけて、
自分がレベルアップできるよう有意義に過ごしています。」
と話していました。
働く上で必要な知識・技術を授業や実験を通して身に付けていく
ことはもちろんのこと、
さらに一つでも多くの資格を取得して欲しいと思います。
合格を目指して頑張れ!!
実験室を覗いてみると、試薬や器具がたくさん並んでいました。
そこでは、ぽてと先生が試薬を調製しており、何かの準備されているようでした。
↑ 準備をする、ほてと先生
ほてと先生に何をしているか尋ねてみると、
国家資格である技能士(化学分析)の実技試験に向けて、
試薬や実験器具の準備をしているとのことでした。
先日実施された3級に続き、8月30日(日)に1,2級の試験が実施されます。
技能士(化学分析)とは、国家資格の技能検定制度のひとつで、
化学分析に関する学科試験と実技試験が実施されます。
本校は、実技試験の指定会場(大阪府)となっています。
ですので、今週は担当の先生たちで細心の注意を払いながら
試験の準備を行っています。
この検定の受験資格は化学分析分野での実務経験が必要であり、
1級の場合は7年以上、2級の場合は2年以上の実務経験が必要です。
しかしながら、本校の卒業生の場合は本校で受けたカリキュラムが
厚生労働省により実務経験として認められるため、
本校卒業生は受験に必要な2年の実務経験が在校期間で免除されます。
そのため、本校の学生は卒業すると、その年の8月に受験することも
できます。今年も本校の卒業生数名がこの試験を受験します。
受験者の皆さんが実力を十分発揮できるよう、本校教員は準備を進めています。
By Mac