2015.09.01
このいい笑顔の3人は、かえる先生の卒業研究班です。
有機テクノロジー学科のN君(真ん中)は、
「僕達はリモネンという化合物を使ってポリマー合成の検討を
行う予定です。」
「準備もばっちりで始まるのが待ち遠しいです!」
と、ノートも見せてくれて
はやくもやる気満々でした。
こちらでは、ぽてと先生の班です。
「界面活性剤を生産する微生物の研究というテーマで研究を行う予定です。
ちょっと難しそうですが、微生物が生産する界面活性剤は、
合成された一般的な界面活性剤よりも環境に優しいとされているということで、
何年も継続して行われているテーマなのです。
その実験方法について笑顔を交えながら、
話し合っていました。
そして、ホワイトボードで討論会のように話し合いを行っている班もありました。
「僕達はアミノ酸の簡便な分析方法の検討を行います。」と
まさに「分析化学!」のテーマを行うようです。
過去の報告や既存の方法からメリット、デメリットを抽出し
様々なアイディアを出し合っていました。
準備段階からこんなにも熱くなっている学生たち。
担当の先生だけでなく、教員全体でバックアップしていきたいと思います。
夕方には、内定の連絡がありました。
生命バイオ分析学科のN君!
担任のバッテン先生(右)、私と共に。
N君が内定をいただいたのは、医薬品や食品の包装材料を開発している企業です。
実はわたし、ましおかが、彼の入学の際の面談を担当しました。
彼は、出会った頃から化学や実験が好きですぐに本校を進学先に決めたのです。
しかし、就職活動では最初、自己分析が苦手で、履歴書が上手く書けずに、
落ち込んでいた時もありました。
そこから担任のバッテン先生を始め、いろいろな教員にアドバイスをもらい、
それを乗り越えて内定をもらいました。
「まさか内定をいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。
先生達のアドバイスのおかげで、少しずつですが成長できました。」
と言ってくれました。
私もうれしいです。N君の今後の活躍にも期待します!
残り2週間の夏休み。
学生たちの後期の準備は整いつつあります。
by ましおか