2015.09.15
昨日から平日コースの学生は、
後期の授業や実験がスタートしました。
上の写真は、2年生の卒業研究の様子です。
前期では、実験計画を立て、
後期からは実際に白衣を着て実験を行います。
今日は、2年生 生命バイオ分析学科の卒業研究の様子を
紹介します。
まずは、いきなり実験室ではなく、教室からスタートです。
ここでは、卒業研究の実験を行う上での
ルールや注意すべきことなどを説明します。
上の写真では、ましおか先生が説明を行っている様子です。
学生は、配布されたプリントにメモを取りながら聞いていました。
これまでの実験では、試薬や機器の準備を教員がしてきましたが、
卒業研究では、全て学生達で行います。
もちろん、教員からも指導を行いますが、
実験の段取りから考えていくので、互いに効率良く実験を行う上でも、
互いにルールを守り実施していくことが重要になります。
ガイダンスを終えた学生は、昼から実験室へ移動し、
早速、実験を始めている班もありました。
このブログで最初に示した写真と同じグループの様子です。
においに関する卒業研究を行います。
人の嗅覚を利用した官能検査を行うための準備もしていました。
実際にモニターとして、官能検査が行えるのかどうかを確認するために、
協力者に対して、においの判別をする試験を行っていました。
この写真がにおいの判別を行っている様子です。
試験管に入れられた白い紙の端に、いろいろなにおいのする試薬がつけられています。
そのにおいを嗅ぎ分ける試験で、これに合格すると
モニターとして採用されるようです。
ちなみに、私、ぽてとも行いましたがダメでした。
今日は、実験開始初日ということでしたが、
卒業研究は、週に2回のペースで実験日が設定されています。
限られた時間内で、どれだけの結果を出せるのかも大切な要素です。
厳しいようですが、実際に社会へ出れば、無限に研究する時間が与えられる
ものでもありません。
みんなで協力し、年明けの2月に控える卒業研究発表会に向けて
良い結果を出してもらいたいと思います。