2015.09.18
見学に来られたのは、三井金属グループの神岡鉱業株式会社の分析技術センター長のI様です。
神岡鉱業株式会社は、鉛のリサイクル事業や亜鉛の精錬事業をされている企業です。
歴史のある企業ですが、最近では鉱山の跡を利用して、
「カミオカンデ」という東京大学の研究施設が事業所内にもある企業です。
カミオカンデと言えば、2002年にノーベル物理学賞を受賞された
小柴先生が実験をされた施設としても有名で、ご存知の方も多いのでは
ないでしょうか。
また、周りの環境への負荷や、環境保全にも高い意識で取り組まれている企業です。
今年度、こちらの企業に資源分析化学科 2年生のSくんが内定しました。
内定を頂いたときのブログはこちらです。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2015/09/post-8334.html
内定したSくんの実験している姿を見学しに岐阜県よりお越しになりました。
↑写真左側が分析技術センター長のI様です。
↑上の写真は、Sくんが卒業研究をしていたので、
実験の内容について質問をされているところです。
I様からは、
「4月に入社した際に、結果を聞くので頑張って下さい。」
と、励ましの言葉も頂きました。
また、I様はSくんを採用するにあたり、
「分析技術や知識を基礎から学んでいることにも魅力を感じました。
そして何よりも、Sくんの行動力とバイタリティーに魅かれました。」
と、仰って下さりました。
Sくんは、
「期待に応えられるように頑張ります。
残りの学校生活では、足らない部分をもっと勉強して、
いろいろな資格にも挑戦していきたいです。
そして、4月を迎えたいと思います!」
と、意気込んでいました。
↑真ん中の女性が地元企業に内定したNさんです。
左が担任のバッテン、右が就職などの相談に乗っていた2年生担任のミジンコ先生です。
生命バイオ分析学科2年生のNさんが地元、鹿児島の企業で内定しました。
内定先は、臨床試験受託業務、環境分析、食品分析を行っており、地域医療や環境を支える企業です。
Nさんが内定した企業では、現在本校で学んでいる分析化学の知識と技術を活かすことができます。
入社後は新人研修の後に細菌検査室や遺伝子検査室で臨床検査業務を行う予定です。
そのNさんは本校に入学して、
「化学者として、人として、たくさん成長することができた。」
「本校でなら、どんな道にも努力次第で進むことができる。」
「日々の授業、勉強を真面目に取り組めば、努力は必ず報われる。」
ことが分かったそうです。
教員というのは、「人」の成長に立ち会える良い仕事だと思えた日でした。
by バッテン