2015.10.29
来週から始まる中間試験に向けて学生のみんなは勉強もしていますが、
その後にある卒業研究の中間発表についてもそろそろ実験データを
まとめておきたいところです。実験室の学生の様子を見てみました。
教室では、2年生が測定結果のまとめ方や発表内容について話をしていました。
こちらではMくんが前で発表し、グループのメンバーが聞いてみるというシミュレーション
をしていました。この段階では黒板を使って説明するという形式でしたが、
本番にはパソコンとプロジェクターを使用して発表します。このような日々の努力
の結果が最終の発表会につながっているのですね。
こちらでは高速液体クロマトフィーについて私すぱろうが指導しました。
機器を使った分析は慣れないと難しく感じるものですが、1年生から授業の
「機器分析化学」や「機器分析化学実験」で多くの機器の基礎を学ぶことで、
2年生になった時点で十分に使いこなせています。
卒業研究ではより高度な分析を行うため、
その方法について学生たちは一生懸命説明を聞いていました。
別のグループは少しでも多くの測定結果を収集するためにグループ実験の
メリットを活かし、試料の調製や機器の測定、データのまとめなど、担当を分けて、
うまくやりくりしながらテキパキと2年生らしく安心感のある実験の進め方をしていました。
中間試験の勉強は?と聞くと「安心してください。やってますから!」と。
実験も勉強も頑張ってやっている様子でした。
来週からの試験、学生の頑張っている姿を見ると、どっちも頑張ってほしいなあと
思わずにはいられない「すぱろう」でした。
Byすぱろう