2015.11.06
今日は後期中間試験の最終日。
試験後の学生たちは緊張から解放され、リラックスした様子でした。
放課後、早速来週以降の準備に取りかかっている学生たちがいました。
コミュニケーションルームでは、2年 生命バイオ分析学科の学生たちがいました。
彼らは卒業研究班のメンバーで、卒業研究の『中間発表会』に向けて準備をしているところでした。
↑ 卒業研究班でディスカッション中です。
『中間発表会』とは、
2年生と4年生が取り組んでいる卒業研究の目的、方法、結果、
考察、今後の研究の方向性など、卒業研究の中間時点での成果を発表する会です。
来週から数週間に渡ってすべての卒業研究班が順番に中間発表を行っていきます。
『中間発表会』の準備をする上で卒業研究班はみんなで集まり、
データをまとめてどのように発表するかディスカッションを行います。
もちろん、卒業研究の担当の先生とも相談しながら準備を進めます。
↑ 4年医療からだ高度分析学科のN君
上の写真のN君は実験、データのまとめや『中間発表会』で発表する
資料をパソコンで作成していました。
N君は、
「中間発表会の資料を作成していますが、聴講者にとって見やすい、
分かりやすい資料にしようと心がけ、試行錯誤しています。
卒業研究でいろいろなことを学び一人前の分析化学者になりたいです。」
と言っていました。
卒業研究や課題研究は実験をするだけではありません。
実験計画を立てることやデータのまとめ、ディスカッションをすることも大切です。
グループで卒業研究を行う経験は、
将来、社会に出て分析化学者として活躍することになった時、
チームで仕事をする上で役立つことでしょう。
先日行われた資格試験、「化学実験技能検定」の結果が到着し、
合格者は本日のCTで表彰を受けました!
その学生をご紹介します!
↑ 有表彰を受けた1年生
上の写真の前の列右から2人目の有機テクノロジー学科のKさんは、
化学実験技能検定3級に見事合格しました!
Kさんにインタビューをしたところ、
「まずは合格して嬉しいです!
これまで幾つか資格に挑戦してきましたが、
ようやく合格することができてホッとしています」
と答えてくれました。
また、Kさんは、
「今後もいろいろな資格の取得を目指して頑張ってみたいです!」
と、次なる資格取得、そしてさらなる高みへの挑戦を
視野に入れているようでした。
2年生の教室では、2年 生命バイオ分析学科のKさんが
12月下旬に実施される資格試験である
『中級バイオ技術者認定試験』に向けて勉強をしていました。
↑ 12月の資格試験に向けて勉強中のKさん
この資格試験は、バイオに関する知識を問うものです。
本校の授業は資格取得対策も兼ねていますので、
Kさんは、これまで授業で習った内容を復習しているとのことでした。
Kさんは
「先日受験したQC検定2級に合格しましたよ。」
と私に報告してくれました。さらに、
「これまで取得した資格以外にいろいろな資格にチャレンジして自分をスキルアップしたいです。」
と今後の目標を話してくれました。
Kさんは医薬品の品質管理職に内定をしています。
内定を頂くと気を抜きがちですが、
卒業までしっかりと目標を持って積極的に頑張るという
学生の素晴らしい姿勢を見ることができました。
今日は卒業生が近況報告に来てくれました。
31期卒業生のMさんです。
↑ 元担任のバッテン先生と!
Mさんは現在、
地元の四国の会社で化粧品の品質管理者として活躍しています。
今日は同級生と会うために、
四国から大阪に来たとのことで、
そのついでに母校に帰ってきてくれました。
Mさんは、現在の仕事や学校生活の思い出
(2年の時に自治会長務めました。2年生の時のスポーツ大会が
一番の思い出だそうです。)
について以下のように話をしてくれました。
「仕事は忙しいですが、毎日分析の仕事ができて楽しく充実しています。」
「卒業研究は元担任であるバッテン先生の担当班でした。
卒業研究で楽しいこと、大変だったこともありましたが、
学校で学んだことが今の仕事にすごく役立っています。」
「学校の実験では失敗したこともありましたが、
今はその経験が役に立っていると思います。」
とのことでした。
元担任のバッテン先生に仕事の内容を話すMさんの様子は、
とても生き生きとした様子でした。
教員として卒業生が来校して、
生き生きと近況報告してくれるのは大変うれしくエネルギーになります。
By Mac