2015.11.10
中間試験を終え、通常授業が始まりました。
実験棟では、生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の1年生が
「機器分析化学実験」を行っていました。
この実験では、溶液中に含まれる金属の量を
分析できる原子吸光光度計、
試料を気化させて何がどれだけ含まれているのかを分析できる
ガスクロマトグラフなど7種類の分析機器を使って実験します。
学生達は5つの班に分かれ、
順番にそれぞれの機器を使った実験を行っていきます。
こちらの学生は、高速液体クロマトグラフを使って、
試料の濃度を測る実験を行っています。
少人数のグループで、協力しながら実験を行っていくため、
実験スキルだけでなく、団結力も高まります!
こちらは、原子吸光光度計を使って、溶液中に含まれる金属の量を
分析するグループです。事前の説明を受けていました。
初めて学ぶことが多いので、真剣に説明を聞いています。
後期の授業を終える頃には、これら7種類の分析機器を
一通り使えるようになります。
慣れないことも多いと思いますが、少しずつ
自分の力にしていきましょうね!
道頓堀川水質調査は、学生環境委員会が行っているものであり、
年に3回、大阪の道頓堀川から水を採取し、微生物量や溶存酸素量など
様々な項目について測定しています。
(これまでの調査結果はこちらをご覧ください。)
今回は、分析するときに使用する試薬を調製していました。
「正確な分析を行うために、しっかり調整します!」
と慎重に調製していました。
この課外活動では、学年を問わず参加できるため、
一足先に経験を積んだ先輩から、分析の方法やそのテクニックなど
いろいろなことを学ぶことができます。
しかも、ユーモア溢れる学生が多く、笑顔が絶えません。
2年生も後輩に教えることで、自分自身のスキルをアップすることができます。
一人前の分析化学者を目指して、
一歩ずつ進んでいきましょう!
byかえる