2015.11.14
こんにちは、Macです。
本校学生の課外活動の一つに環境委員会があります。
環境委員会は学生が主体となり活動をしており、
道頓堀川水質調査、学校周辺の清掃活動、
学内でのプルタブやペットボトルキャップの回収活動、
実験室の実験器具の整理活動など様々な活動をしています。
昨日から道頓堀川水質調査が行われています。
道頓堀川水質調査とは、
大阪のミナミと呼ばれる繁華街を流れている河川の
道頓堀川の水質を調査する活動です。
道頓堀川はお菓子メーカーG社のネオン看板があり、
大阪の観光スポットを流れる河川なので、ご存じの方もいるかもしれません。
道頓堀川は、阪神タイガースが優勝したとき
(最近は優勝していませんので、金本新監督に期待しています!!) や
その他のイベントで人々が飛び込んでしまうので、
全国的に有名な川です。
飛び込むことの賛否と水質問題についての論争が問題と
なることもしばしばあります。
そこで、本校の学生たちは道頓堀川の水質調査を行い、
道頓堀川で泳げるかどうかを客観的判断できる材料を
広く提供しています。
この活動は、平成16年度から継続して実施されており、
結果は本校のホームページで公表しています。
まずは水質調査のための実験準備を行う班と道頓堀川の水を
サンプリングする班と分かれました。
実験室では、実験準備班の学生がサンプリング班の到着までに
水質調査実験に使う試薬調製、サンプル中の微生物検査に使用する
培地の調製を行っていました。
↑ 実験準備班の学生
一方、サンプリング班は道頓堀橋と湊町リバープレイスで
道頓堀川の水をサンプリングしました。
↑ サンプリングの様子
サンプリング班が道頓堀川から実験室に帰ったのち、
参加した学生全員で水質調査の実験、微生物検査が行われました。
↑ 水質調査の実験中
実験をしている2年生の先輩たちは指揮を執り、
実験を効率よく進めていました。
さらに1年生への実験指導しており、頼もしい限りでした。
↑ 1年生を指導する2年生
実験中の1年生は
「先輩にいろいろ教わり、いい体験になっています。先輩は頼りになります。」と満足顔。また、
「先輩は基礎から実験を教えてくれ、頼りになります。
今回の調査で教わることを活かし、2年生になったら
先輩のようにしっかりとリーダーシップを執っていきたいです。」
と言っていました。
道頓堀川水質調査では、先輩からいろいろ
技術や知識を伝授してもらっているようです。
1年生は、頼もしい先輩に続いて将来の夢に向かって一歩ずつ進んでいます。
微生物検査の結果は明日に分かります。
どんな結果になるのでしょうか?お楽しみに!
By Mac