2015.11.26
こんにちは!ましおかです。
昨日のブログにも登場しましたが、有機テクノロジー学科のKさんが
資料室にいました。
Kさんは将来の目標のため、自分があまり得意ではない
バイオ系の勉強をしていました。
ある問題を解くために、その基礎知識から復習したいと、
資料室にある教科書を開いていました。
横を通ると、
「ましおか先生、教えて下さい!」
と声を掛けられ、ちょっとした解説が始まりました。
「自分は一気に全部行う事ができないので、昨日、かえる先生と相談して
自分のペースで少しずつすこしずつ覚えていくことに決めました。
これからも質問に行くのでよろしくお願いします!」
嬉しい申し出でした。
そして、なにより昨日話したことをすでに今日実行していることに
彼女の成長を感じました。
こちらの机では、生命バイオ分析学科の1年生が、
後期から始まった新たな科目のために、何人かで勉強をしていました。
「友達同士で教え合うと、教えている方も勉強になり、何より楽しく学べます!」
と元気いっぱいに答えてくれました。
課外活動だけではなく普段の生活にもチームワークが活かされていることに
嬉しくなりました。
こちらのブログでも何度も紹介していますが
卒業研究の中間発表も終盤を迎えています。
それぞれの班がその日のために準備し、発表しています。
本日は、アメフト先生の班でした。
石けんの薬効成分に関わる研究をしています。
多少緊張の面持ちで始まりましたが、
大きな問題はなく発表は終了しました。
感想を聞いたところ、
「練習を何度も重ねたので、上手くいきました。」
「発表自体は上手くいきましたが、自分たちが思っていることが
あまり伝わっていないように気がしました。」
と、発表は上手くいったようですが、すべてに納得というわけには
いかなかったようです。
発表後、それぞれの先生にアドバイスをもらうと、
「最終目的が何か伝わりにくい。」
「せっかくの結果を上手く見せられていない。」
など、発表の仕方よりも、
そのスライド中身に分かりにくいところがあったとのことでした。
しかし、彼らは
「今分かって良かったです。アドバイス頂いたところを
これから修正していきます。」
「自分たちが伝わっていると思っていても、実際に実験をやっていない方々には
伝わりにくいことも勉強になりました。」
「発表方法ももっと工夫します。」
発表終了で息を抜くどころか、もらった意見にすぐ対応し、前向きに取り組む。
中間発表をしたことでこんなにも彼らが成長するとは、嬉しい限りです。
本番の卒業研究発表会に向かって、頑張って仕上げていきましょう。
日々成長している学生たちを目の当たりにすると、
我々もできる限りの応援を彼らの目標達成のためにしていきたいと思いました。
by ましおか