せんせのブログ

情報検定(J検)でビジネススキルを確認しよう!

2015.12.13

6日のブログで「ビジネス能力検定 ジョブパス」の試験が本校で実施された
ことをお伝えしましたが、この他にも本校では「工業英検」や「技能士(化学分析)」
(化学分析の技術を証明する唯一の国家資格です)などの資格試験が実施されます。
本校の在校生や卒業生にとっては、日頃の授業や実験で慣れ親しんだ教室や実験室が
試験会場となるので、安心して受験することができるメリットがあります。

さて、本日は文部科学省後援「情報検定(J検)」の試験が本校で実施されました。
情報検定とは、パソコンの利用者に求められるデータや情報等の処理や活用の能力を
総合的に評価する資格試験です。
学生たちが目指す「分析化学者」は、実験で得た分析結果のデータを適切に解析、整理
して、最終的には報告書にまとめるため、パソコンのスキルも大切です。

また、学生たちは、日頃の実験・実習や卒業研究の中で情報収集、レポートや発表要旨
の作成、発表のためのスライド作成などでパソコンを利用します。
そのためにも、データや情報等の処理や活用の能力を磨くことは重要です。
この検定試験は、そんな日頃の成果を確認する場でもあります。

本日は1~3級の試験があり、本校の学生が受験しました。

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3級の受験を終えた学生たちです。

学生たちに感想を聞くと
『ビジネス実務(就職に向けて社会人基礎力を養うための授業)という授業の中で、
パソコンの基礎力を確認する試験がありました。このことをきっかけに、それまでは
手書きだった実験のレポートを、パソコンで作成するようにして、少しずつパソコンの
スキルを身につけてきたことが、役に立ちました。』
『手応えはあったのですが、勉強に用いた問題集と傾向の異なる問題も出題された
ので、合格しているか少し不安です。』
などと話してくれました。

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2級を受験した有機テクノロジー学科の2年のFくん(右)と1年のTくん(左)です。

2人にも受験後に感想を聞いたところ、Fくんは
『これまでの実験でのレポート作成や、先日行われた卒業研究の中間発表会の準備で、
日頃からパソコンを利用してきた経験が役に立ったと思います。手応えはあったので、
結果が楽しみです。』
またTくんは
『過去問題を見て、専門用語など分からないことも多くあったので、本日の試験に
向けて勉強しました。勉強した内容が試験に出たので、思っていた以上にできたと
感じています。』
とコメントしてくれました。

最後に行われたのが1級の試験でした。
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今回、1級を受験した生命バイオ分析学科2年のKくん(上の写真の学生)は、
前回の受験では合格に手が届かなかったため、再挑戦です。

そんなKくんに手応えを聞くと
『今回こそはと、本日の試験に向けて準備をしてきました。そのおかげで、前回
よりも、手応えを感じることができました。ぜひ、合格したいです。』
と答えてくれました。

資格試験は、自らのスキルを高めるモチベーションとなります。
これからも、このような機会を活用して、様々なスキルを高め、
頼れる分析化学者へと成長していってくださいね。

まずは、本日試験を受けた皆さんの合格を祈っています!

by みなと