2015.12.02
こんにちは。ぽてとです。
今日は、校内で1年生を対象とした"ある実習"を
1日かけて行いました。
いきなりですが、この写真。
スーツ姿の1年生と向かい合って座っているのは、
校長先生です。
1年生は、それぞれ卒業後に希望している進路があります。
企業へ就職するのか、または、大学へ編入学してさらに勉強を続けるのか。
いずれにしても、2年制学科の学生は、
来年度で卒業を迎えるため、就職の採用試験や大学編入学試験の準備を
普段から少しずつ進めています。
しかし、自分自身の準備がどこまでできているのか、
何が不足しているのかということは、分かるようで分からないものです。
中には、進路を悩んでいる学生もいます。
そこで今日は、普段の白衣からスーツに着替え、
それぞれの今の課題を見つることや、
不安や疑問点を解消することを目的に、
1日かけて校内で「就職・大学編入学実践実習」を行いました。
実習は、いくつかのグループに分かれて実施しました。
対応には、全教員であたり、場面によっては、
先輩の2年生の協力も受けながら実施しました。
その1場面が最初の写真です。
校長先生も授業のような形式で対話をしながら、
進路を悩む学生が自分を見つめ直す切っ掛けを与えたり、
アドバイスをしていたのです。
また、こちらでは2年生も加わり、
1年生が就職活動に対して抱えている今の疑問点や
不安なことを、近い目線からアドバイスをしています。
1年生はここぞとばかりに、先輩に質問をしていました。
ディスカッション時間を終えた2年生は、
「もっといろいろと話してあげたかった。」と、
90分の時間では足らないくらい、
いろいろと話していました。
また、1年生も、
「似たような境遇で本校に入学した先輩の話は、
非常に参考になりました。今まで話したことがない先輩でしたが、
仲良くなれたことも良かったです。ほんと、感謝です。」
と、ほとんどの学生が、有意義な時間にできたと
喜んでいました。
さらにこちらでは、「面接試験を受けてみよう!」ということで、
模擬面接を行いました。
1年生の中には、始めて面接試験を受けるという学生も多いです。
就職試験や大学編入学試験では、必ず面接試験があります。
今回は、まずは経験をしてみようということで、
多くの学生が模擬面接を受けました。
面接を終えた学生からは、
「緊張しました!思っていた以上に、うまく言葉にできなかったです。
でも、あのような場面で緊張をすると、どうなるのかということが
分かって良かったです。」
「考えていたこと以上に質問をされたときに、うまく答えられなかったのが
悔しいです。」
と、いつもとは違う自分の姿を知ることができた学生もいれば、
「意外と、話せました。自信が付きました。」
と、話す学生もいました。
いずれにしても、良い刺激となったようでした。
今日1日を終え、学生の顔には
疲れも見えましたが、
目的としていたそれぞれの課題も自覚できたようで、
スッキリとした様子にも見えました。
今日は校内での実習ではありましたが、
1年生はいろいろな人と話し、
進路を考える時間にできたと思います。
これを明日からの授業や実験、そして、
就職活動や大学編入学の準備に多いに活かしてもらいたいと思います。
By ぽてと