2016.01.07
昨年9月から本格的に始まった卒業研究も、
2月の研究発表会を目前に、大詰めとなってきました。
本校の卒業研究は、チームで取り組みます。
研究の概要をまとめた要旨集を作るため、
どのチームも自分達が研究した内容を、1枚の用紙に
まとめていました。
また、一方で最後まで信頼性の高いデータを出すことを目的に、
実験を行っているチームもありました。
写真は、2年 生命バイオ分析学科の学生で、
実験を行っている様子です。
実験を進めると同時に、卒業研究担当教員の
ぽてと先生と打合せをしつつ、要旨の作成も
行っていました。
写真は、打合せをしている様子です。
本校入学から、早々に就職内定した経緯を語ってくれました。
「幼少期から、お医者さんになりたいという思いを持っていました。
でも、なかなか難しく、その夢は断念していたのですが、
化学が大好きだったので、本校に入学しました。
入学後は、微生物や代謝、分子生物学、遺伝子工学などの
授業を受け、その楽しさを知りました。
そんな中で、お医者さんでなくても、
医療業界で働き、社会に貢献できるということを知り、
臨床検査関係の仕事に就くことを目標にしました。
夢の形は変わりましたが、目標を達成することができたので、
本校に入学してよかったと思っています。」
Nさんは、天然由来の地球環境に優しい、
微生物が作り出す洗剤の研究をしています。
要旨提出まで、あと一息です。
全力で頑張ってほしいです。
さて、他のチームはというと、
資料室で要旨を作成しているチームもありました。
写真は、2年 生命バイオ分析学科のM君(写真左)とI君(写真右)です。
自分達が作成した要旨を手に持ち、
写真撮影しました。
I君曰く
「出来るだけ解りやすい要旨を作成して、
発表を見ていただいた方全員に、
理解して頂きたいという思いで、
要旨を作成しています。
とにかく、誰もが解る表現をするよう、
心がけています。」
研究を続けていると、
その道のスペシャリストになり、
どうしても、第三者の視点ではなく、
自分の視点で説明をしてしまいがちです。
研究をしても、他者に理解頂けなければ、
意味がありません。
より解りやすい表現方法を追求してほしいと思いました。
要旨の提出は、明日ですが早いチームは、
早々に提出していました。
写真は、それらのチームです。
明日が、提出締め切り日です。
その様子は、明日のブログでお伝え致します。
byせんぱい