2016.01.10
本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の「化学分析コース」
があり、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、勤務先や
自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの様々な入学目的を持った
学生が在学しています。
このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、化学分析コースは、1学年あたり
の定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
また、土曜日・日曜日の通学で、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格
も卒業と同時に全員が取得することができます。
本校では、卒業学年である2年生、4年生は学びの集大成として卒業研究に取り組みます。
卒業研究では、これまでに学んできた知識や技術を復習し、より深く修得することと
同時に、研究の進め方といった実務的なスキルを学ぶ機会でもあります。
そして、毎年2月に学校に求人をくださる企業の方や保護者の方、そして一般の方も参加
される卒業研究発表会で、その成果を発表します。
(昨年度の卒業研究発表会の様子はこちらから)
卒業研究発表会では聴講される方に、研究テーマごとに発表内容を要約した「要旨」を
取りまとめた要旨集をお渡しします。
7日・8日のブログでは、平日の学科・コースの学生が、要旨を提出したことをお伝え
しました。
また、昨日のブログでは、化学分析コースの2年生も要旨の提出に向けて、最終的な修正
に取り組んでいる様子をお伝えしました。
そして本日、化学分析コースの2年生が要旨の提出を行いました。
まずは、「植物の金属吸収に関する研究」を行った准講師M先生の卒業研究班が提出
しました。
要旨を手渡しているIくんに感想を聞くと
『1枚の要旨の中に、研究の背景から実験の結果、結論までを、分かりやすくまとめる
ことは本当に難しかったですが、班員みんなで相談しながら取り組んだことは良い経験に
なりました。本番の発表まで残り1ヶ月ですが、うまく発表できるように、しっかりと
準備をしていきたいです。』
と話してくれました。
続いて、「香辛料による口腔内環境に関する研究」を行った、私みなとの卒業研究班も提出
しました。
要旨を手渡しているSくんにも感想を聞くと
『計画の立案から実際の実験まで、おおよそ1年間かけて取り組んできました。その卒業
研究が終わりに近づいていると思うと寂しい気持ちもありますが、まだまだ発表会や論文
作成もあるので、班員みんなで協力して、最後まで精一杯取り組んでいきたいです。』
とコメントしてくれました。
この後も、卒業研究発表会用のスライドの作成、そして卒業論文の作成と続きますが、
班員みんなで力を合わせて、より良いものに仕上げていきましょう。
最後に、ブログをご覧になって、卒業研究発表会を見たいと思われた方は、
以下の日時・場所で行いますので、是非、お越し下さい。
なお、事前の予約をお願いしておりますので、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
◎日 時 :平成28年2月6日(土)10:50~16:00
◎会 場 :大阪府立男女共同参画・青少年センター【ドーンセンター】
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
最寄駅 京阪電鉄または大阪市営地下鉄・谷町線「天満橋」駅
◎参加費 :無料
◎対 象 :どなたでも自由にご参加いただけますが、事前の申し込みが必要です。
◎申込方法:下記のリンクの注意事項等をご確認の上、必ず事前にお申込みください。
(下記のリンクにプログラムの詳細も掲載しています)
https://www.bunseki.ac.jp/sotsuken.html
by みなと
※明日は祝日(成人の日)で本校はお休みです。
次回のブログの更新は1月12日(火)です。お楽しみに!