せんせのブログ
1年間の実験のまとめ!
2016.01.21
こんにちは!アメフトです。
寒い日が続くようになりましたが、
学生たちは今日も元気です!
昨日で後期期末試験が終了しましたが、
本日は資源分析化学科と有機テクノロジー学科の1年生の
定量分析実験の後期実験の復習となる実技試験日でした。
4月から1年間かけて、実験技術を身に付けてきましたが、
その成果を確認するため、実技試験を行います。
その目的は、自分達の手にどれだけの分析技術が身に付いたかを、
実感することです。
この試験では「滴定」という分析手法の技術を確認します。
滴定とは、ある濃度が分かっている溶液の加えた量から
調べたいサンプル中の成分の濃度を求める手法です。
実はこの手法、国家資格である技能士(化学分析)の
実技試験でも問われる技術なので、とても大切なのです。
試験を待つ間、教室では学生たちはみんなで実験ノートを
見ながら、実験操作の復習をしていました。
「これまでの実験でやってきたことなので、自信はあります。
試験前は緊張しますが、全力で頑張ります!」
と学生たちはやる気に満ちていました!
実験室では、試験のためにたくさんのビーカーや
試薬が準備されていました。
今日の試験のために我々教員も手分けして
一生懸命準備しましたよ!
来週には生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科も
同じ実技試験を行いますので、試験風景は掲載出来ませんが、
手際よく操作をしている姿は、分析化学者そのものでした!
学生たちは1年間で実験技術がしっかり身に付いたようです。
これからも我々教員は全力で応援しています!
by アメフト