2016.01.24
本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、
平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業
責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格も卒業と同時に全員が取得すること
ができる「化学分析コース」があります。
このコースでは、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの多種多様な
入学目的を持った学生が学んでいます。
また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、化学分析コースは、
1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
本校では卒業学年である2年生、4年生が、学びの集大成として卒業研究に取り組みます。
その中で、これまでに学んできた知識や技術を復習し、より深く修得することはもちろん、
研究の進め方や発表の仕方、試料の前処理の仕方やより高度な分析方法など実務につながる
知識と技術を学んでいきます。
そして、学びの成果を多くの方に見ていただく機会として、毎年2月に卒業研究発表会を
行っています。
(昨年度の卒業研究発表会の様子はこちらから)
この発表会には毎年、学校に求人をくださる企業の方や保護者の方、そして一般の方など
多くの外部の方がお越しになられます。
このような発表会を、よりスムーズに実行していくため、当日のスケジュールや動き、
留意すべき点などについて、本日、ガイダンスを行いました。
担任で、かつ卒業研究の担当教員でもある私みなとが、当日のことなどを説明しています。
学生は、昨年、聴講する側として参加した卒業研究発表会のことを思い出しながら、
真剣に聞いています。
本年度の卒業研究発表会は2月6日(土)に実施します。
化学分析コースの学生は土曜日・日曜日のみの登校ですので、卒業研究発表会当日までに
登校する残り日数も限られています。
そこで、ガイダンス後は、各班とも、卒業研究発表会で用いるスライド作成を分担して
取り組んでいました。
左側の学生は卒業研究の担当教員である准講師のM先生からスライド作成のアドバイスを
もらっていました。
また、右側の学生は説得力がある発表を目指して、環境省のホームページで情報を収集
していました。
こちらの学生たちは、でき上がったばかりの要旨集も確認しながら、より分かりやすい
スライドを目指して、工夫を重ねています。
学生たちに進捗状況を尋ねると
『中間発表会で一度、スライドは作成しましたが、やはり経験が少ないので、どう工夫
すれば分かりやすくなるのか、悩むことも多いですが、その都度、先生方からアドバイス
をいただけて助かっていますし、ものすごく勉強になっています。発表会の本番に向けて、
班員みんなで協力して、仕上げていきたいと思います。』
『発表を行うには、スライド作成、実際に話す内容や予想される質問への回答など色々な
準備が必要であることを学んでいます。また、こういったまとめの作業の中で、より一層
研究に対する理解も深まっていることを感じています。発表会では1年間の成果を十分に
伝えられるよう、また悔いの残ることのないよう、しっかり準備を行っていきます。』
と話してくれました。
来週は発表会本番に向けて、予行演習を行います。
当日の発表で悔いを残さないために、引き続きしっかりと準備を行っていきましょう。
ブログをご覧になって、卒業研究発表会を見たいと思われた方は、以下の日時・場所で
行いますので、下記のリンクより事前予約の上、是非、お越し下さい。
◎日 時 :平成28年2月6日(土)10:50~16:00
◎会 場 :大阪府立男女共同参画・青少年センター【ドーンセンター】
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
最寄駅 京阪電鉄または大阪市営地下鉄・谷町線「天満橋」駅
◎参加費 :無料
◎対 象 :事前にお申し込みいただければ、どなたでも自由にご参加いただけます。
◎申込方法:下記のリンクの注意事項等をご確認の上、必ず事前にお申込みください。
(下記のリンクにプログラムの詳細も掲載しています)
https://www.bunseki.ac.jp/sotsuken.html
by みなと