2016.02.01
こんにちは!アビーです。
このブログでも連日お伝えしているように、
最終学年である2年生、4年生の卒業研究発表会が
今週末に迫っています。
先週中には年度内の授業・実験はすべて終了していますが、
発表会を控えた学生たちは当日までの時間を1分も無駄にすまいと
総仕上げに全力を挙げています。
先日のブログでは、発表会の予行演習の様子をご報告しましたが、
学生たちが控えているのは発表会だけではありません。
まずはその前に、今週水曜日締切の、論文提出があります。
今日、昼過ぎに資料室に行ってみると、
沢山の学生たちが論文修正を行ったり
発表用プレゼンテーションを作ったりしていました。
写真ではちょっと見にくいのですが、
学生の手元には、真っ赤に添削指導された論文があります。
今の時期追い込みに入っているのは学生だけではなく、
もちろん指導担当教員同じ。
この時期の教務室は、論文やプレゼンテーションデータの
修正指導にかかりきりです。
下の写真はせんぱい先生の様子ですが、
赤ペンでガリガリと論文添削中です。
今はまだ修正個所が多くて真っ赤ですが、どんどんその量も少なくなり、
それに伴って論文は完成に近づいていきます。
教務室内で添削するだけではなく、
時間が許す限り学生のそばに寄り添い、指導を行う教員がほとんどです。
そんなわけで、今の教務室は
授業・実験がないにもかかわらず、常にガラーンとしています。
どの学生も、どの教員も、
今の時期はとても時間を大切にしながら過ごしていますので、
声をかけるのははばかられる雰囲気ですが、
和やかに談笑しながら相談したり調べ物をしている学生がいましたので
ちょっと今の心境などインタビューしてみました(^^)
答えてくれたのは、2年生命バイオ分析学科のMさん。
「この半年あまりの卒業研究を振り返ると、
実験の手法や研究の考察などの力が付いたのはもちろんのこと、
先生や研究チームとのコミュニケーション等の難しさも体感でき
自分なりに成長できたなぁと感じています。
論文提出日が明後日に迫っていますが
最後まで頑張っていいものを仕上げたいです。」
彼女の研究チームが行っているのは、植物の生育期間や光を変化させることで、
より「抗酸化能」という、がんや糖尿病などの予防に関わる能力を高められないかを
検討する研究です。
研究では植物を扱いますし、生育条件を一定にする必要があるため
その管理は結構大変だったらしいのですが、
そうして得たデータはその分とても大切なもの。
胸を張って論文に記載し、そして胸を張って
発表会で堂々と発表してほしいと思います。
論文提出まであと2日、
そして、発表会まであと5日!
どう過ごすかは学生次第ですが
これまでの研究に取り組む姿勢を表すように、
どの学生も全力で頑張っています。
そんな学生の姿を応援し、見守って下さる方は
ぜひ発表会にお越しくださいね!
■平成27年度卒業研究発表会■
◎日 時 :平成28年2月6日(土)10:50~16:00
◎会 場 :大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
最寄駅 京阪電鉄または大阪市営地下鉄・谷町線「天満橋」駅
◎参加費 :無料
◎対 象 :事前にお申し込みいただければ、どなたでも自由にご参加いただけます。
◎申込方法:下記のリンクの注意事項等をご確認の上、必ず事前にお申込みください。
(下記のリンクにプログラムの詳細も掲載しています)
https://www.bunseki.ac.jp/sotsuken.html
byアビー