2016.02.06
こんにちは!ましおかです。
いよいよ「卒業研究発表会」の当日です。
学生達のこんな良い笑顔がたくさん見れました!
そんな1日を振り返ります。
学生たちの卒業研究の模様については
連日このブログでも伝えてきましたが、
その集大成が本日です。
昨年に引き続き、発表会会場は、
ドーンセンター7階の大ホールにて実施しました。
卒業研究は、
4年制学科は、1年間、
2年制学科は、半年間の実施ですが
実際は、4年生は前年度の2月から
2年生は今年の5月から準備していました。
数人のグループでそれぞれの担当教員と共に
研究テーマの検討、実験内容の検討、
そしてその実験に必要な試薬や器具類のリストアップなど、
様々な準備を進めていきました
通常の実験とは異なり、
学生たち自身で実験の目的や方法を考え、導き出した結果を考察する
というスタイルで行います。
特に、実際に実験が始まってからは、班員同士で意見が対立したり、
友人の今まで見えなかった一面を知ることができたりして単なる「実験」ではなく、
これから社会人として生きていく上で
必要な積極性・コミュニケーション能力を学ぶことにもなりました。
そんな学生たちの熱い想いがこもった卒業研究発表会が始まりました。。
浅野校長の挨拶で始まりました。
卒業研究のテーマは
水質、環境改善、植物、微生物、医薬品などに関連するもので、
2年生と4年生合わせて17班が発表しました。
ステージ上で研究をまとめたパワーポイントを投影して、
班員全員が一人ずつ発表していきます。
会場には、本校学生以外にも、保護者の皆さまや高校の先生、
卒業生、企業の方々など、
外部からの聴講者が100名以上も来ていただきました。
学生たちは緊張の面持ちでしたが、
本番を迎えると、とてもいい表情で
どの班も今までで一番素晴らしい発表となりました。
キノコの栄養成分に関する研究
口内環境に関する研究
大阪城のお濠の水質に関する研究
簡易的なアミノ酸分析方法に関する研究
など、大変興味深い発表が多くありました。
そして
発表終了後、それぞれの班の表情です。
みんなとってもいい顔してます♪
緊張感から解放された解放感もありますが、
ここまで来るのに、学生達は努力しました。
一人でやれること以上のことが
班員全員と力を合わせれば出来たこと、達成したことが
表情にあらわれていると思います。
また、来場された保護者の方のアンケートからも
「立派に発表していて驚いた」
「この学校に入学して良かった」
企業の方からも
「積極的に取り組んできたことが分かる。」
「しっかりとした発表で頼もしい」
と、嬉しいお言葉を頂きました。
発表会の様子は以下のSNSでも実況されています。是非覗いてみて下さい。
→twitter(https://twitter.com/bunsekikagaku/)
発表会の合間には、我々教員が作成した、
2年間・4年間の学生生活や今年度の卒業研究を振り返ったムービー
「学生生活の軌跡」を上映しました。
見ている学生からは涙も。。
「実験が好き」
「化学に携わる仕事をしたい」
「医薬品に関わりたい」
という思いを持って、入学してきた学生達。
彼らの中には、化学をほとんど勉強していない学生や、
実験器具の扱い方も全く知らない学生がいました。
本校の学校生活の中で
授業や実験をし、分化祭やスポーツ大会などの学校行事を経験していくことで、
人間的に成長し、社会人になるための力を付けていき、
本日の発表に至りました。
もちろんその成長の様子は、本ブログの中でたくさん紹介しています。
2年、4年生のみなさん、本当にお疲れ様でした。
最後にクラスごとの記念写真です。
本校の卒業研究の中には長年にわたって継続して研究をしている内容もあります。
そんな研究に携わったOB・OGも来場してくれました。
自分達が行った研究内容が実施され続けていることに
驚いていた方もいました。
「後輩の頑張っている姿に勇気をもらいました。」
「僕らももっと頑張ります。」
と言っていました。
テーマだけでなく、
こういった想いも代々引き継がれていくのです。
1年、3年生の皆さん、
先輩達の発表を見て、
「自分たちにも同じことができるかな...」と
不安に感じたかもしれません。
でも安心してください。
本日発表した先輩達も、
1年前は同じように不安を抱えていました。
目標を持って次年度の卒業研究に
取り組んで欲しいと思います。
一緒に頑張りましょう!
by ましおか