2016.02.12
2月10日から行われている道頓堀川水質調査。
今回の道頓堀川水質調査は平成27年度の最終回で、
今春、分析化学者として本校から巣立っていく
最高学年の学生にとって、最後の調査となります。
そのため、今回の調査は先輩から後輩に
水質調査の技術を伝授する目的もあります。
今日は水質調査の2日目で、
道頓堀川から採取した川の水の検査を行いました。
検査の項目はBODと呼ばれるものや一般細菌や大腸菌群数の検査、
川の水に生息する微生物の観察です。
今日からは水質調査の実験がはじまるので、
2年生の先輩たちは指揮を執り、実験を効率よく進めていました。
その中で、2年生の先輩は1年生の後輩へ実験指導しており、
頼もしい限りでした。
↑ 実験の様子(先輩から後輩に技術を伝授)
1年生は先輩からいろいろ技術や知識を伝授してもらっており、
伝授してもらったことをしっかりノートに取り
技術を教えている先輩も教わっている後輩もとても真剣でした。
本日の活動終了後、今回の調査が最後となる2年生に感想を聞いてみました。
「道頓堀川水質調査は、学校生活で楽しい活動の一つでした。
初めて参加した時は、何をしたらよいか全く分からず、
先輩にいろいろ指導してもらいました。
そのおかげで、自分の実力が向上したと思います。
また、この活動で分析することの楽しさも感じることが出来ました。」
「今回は最後なので、これまでの経験を1年生に伝えることが出来ればと思
います。」と言っていました。
道頓堀川水質調査は残り数日ですが、
先輩から後輩に技術がしっかりと受け継がれているようです。
明日以降も水質調査が続きますが、
その様子は本ブログで紹介していきます。お楽しみに!
By Mac