2016.02.13
先日からブログでお伝えしていますが、
本日も午前中に道頓堀川水質調査を行いました。
本日は平板培地法による一般細菌と大腸菌群数の測定です。
平板培地法とは、採取した川の水にどれだけの一般細菌や大腸菌群が生息しているかを
コロニー(菌の固まり)の数から測定する方法です。
採取した水と培地(菌の栄養源が入ったもの)を混ぜ、シャーレと
呼ばれる容器に入れて、菌がよく育つ温度で静置しました。
今日は、そのシャーレにできた一般細菌や大腸菌のコロニー数を数えました。
1年生もみんな朝からやる気に満ちていました!
このようなシャーレの中に出来たコロニーを数えていきます。
コロニーがあるかわかりにくい時は光を当て、明るくして確認します。
こちらではデータのまとめ方を2年生が1年生に教えていました。
生命バイオ分析学科1年のNくんは、
「先輩たちから今まで色々教えて頂きました。これからは自分たちが
新しく入ってきた子たちにしっかり教えれるように頑張りたいと思います。」
と抱負を語ってくれました。
4月からは今の1年生が新1年生に教えている姿が見られるでしょう!
道頓堀川水質調査は明日以降も続きます!
そして、本日は午後から試薬在庫調査も行いました。
有志の学生が集まり実験室にある試薬の在庫を確認をします。
普段の実験で使ったことのない試薬など色々な試薬が
あるのを見て、どんな実験で使うのだろうと興味深々で
行っていました。
その中に、午前中の道頓堀水質調査から参加している
資源分析科学科2年の2人の姿がありました。
2人は環境委員として道頓堀水質調査の中心として他の学生を引っ張ってきました。
話しを聞いてみると、
「道頓堀水質調査は学校生活の中でもとても良い思い出です。
授業以外にも実験ができ、また学年を越えた様々な交流を
持つことができました。楽しかったです!」
「卒業研究も終わり、もうこの実験室で実験が出来なくなると
思うと少し寂しいです。でもまだ道頓堀水質調査はあと少し
残っているので、最後まで実験を楽しみたいと思います!」
2人とも実験室での思い出を名残惜しそうに語ってくれました。
2人は春から社会人として新たなステージに立ちます。
これまでの経験をいかして、ぜひ社会でも活躍してほしいと思います!
by アメフト