2016.04.12
実験を中心に分析化学を学んでいくのが本校の特徴ですので、
昨日のブログにもありましたように、
入学したての1年生も早速実験がスタートし、実験を楽しみながら、
分析化学者になるための技術や知識を学んでいきます。
1年次は分析化学者になるための基礎の実験を行いますが、
2年次では、学科ごとに専門分野の実験を行います。
生命バイオ分析学科は2年生の前期に
『医薬バイオ化学実験』と『食品・化粧品分析化学実験』があります。
これらの実験では、微生物・DNA・タンパク質や酵素の実験、
食品の成分分析などの実験を行います。
今日は『医薬バイオ化学実験』のガイダンスがありました。
ガイダンスでは、実験担当の先生から実験の原理や実験上の注意点などが説明されます。
学生たちは、ガイダンスで先生から説明してもらった内容を
しっかりと自分でまとめ、各回の実験に臨みます。
↑ ぽてと先生のガイダンスの様子です。
ガイダンスでは、学生たちは熱心に先生の話に耳を傾け、
一生懸命にテキストやノートに書き写したり、
テキストの大切な事柄にチェックをしたりしていました。
さらにガイダンスが終了すると、実験室では、
使用機器の確認や実験で使用する試薬の準備などを行いました。
↑ 実験で使用する試薬を調製しています。
試薬を調製して学生たちに実験の意気込みを聞いてみると、
「バイオや食品分析の専門分野の実験が始まるのが楽しみです。
1年生ではいろいろ機器を使って実験をしましたが、
医薬バイオ化学実験では、バイオ分野の新しい機器を使って実験すると聞きました。
しっかりと実験の原理や機器の使い方などを学びたいです。来週からの実験が待ち遠しいです。」
と言っていました。
2年生は学科ごとに様々な実験を行っていきますので、
また本ブログで紹介していきたいと思います。
By Mac