2016.04.02
化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生が、
土曜日・日曜日の時間を有効に活用して、化学分析の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できるコースです。
卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者・
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。
平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら学ぶことができ、
大学生等はWスクールによって、平日に学んでいることとは異なる専門分野の
技能を修得することができます。
そのため、入学目的も学生によって、「転職や再就職を目指す人、
現職でのスキルアップやキャリアアップを志す人、経営する(または勤務先)
企業の事業拡大のために国家資格の取得を目的とする方、
就職活動への備えとする大学生等」様々です。
このような多様なニーズに対応するため、このコースは定員20名の少数精鋭で
開講しています。週末に集中して学ぶことができるコースのため、
週末のみ遠方から長距離通学をしている学生もいます。
このような特徴をもつ化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)
の平成28年度が、本日スタートしました。
新入生にとって、今日が初めての登校日です。
ただ、今日から授業開始ではありません。明日からの授業等に備えて、
新入生には本校の教育方針や学び方、各種規則、
本年度のスケジュール等について、担任であるバッテンから説明を行いました。
また、本校は環境管理の国際規格「ISO14001」の認証取得校ですので、
本校の環境方針や、その中で学生たちが果たすべき役割についても説明を
行いました。
化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
1学年の定員が20名の少数精鋭のコースですので、
両学年の学生を併せても40名です。実験も同じ実験室で行いますので、
学年を超えた交流を目的として、毎年、両学年の学生全員で自己紹介を
行っています。
自己紹介では、2年生が1年前を振返って次のように言っていました。
「本校に入学するまでは、化学との接点は全くありませんでした。」
「しかし、クラスメイトや担任の先生がフォローしてくれ、
技術と知識が身に付きました。」
「1年生の最初は不安でしたが、徐々に慣れていきました。」
「昨年度の2年生が色々と教えてくれたように、我々、2年生も1年生に
何でも教えます。」
「2年生になったからこそ、1年前の不安な気持ちが分かります。」
「一緒に勉強していきましょう。」
などなど、2年生は学生の立場だから気づくことを1年生にアドバイス
していました。
それらのことを聞き、1年生もこれからの学生生活に自信が持てたようです。
分析化学の知識と技術を身につけ、夢を叶えるための2年間が始まりました。
by バッテン