2016.04.08
本日は平成28年度の入学式を挙行いたしました。
本校の入学式はこれで35回目。第35期生として新入生を迎えました。
入学式の会場としては、先日の卒業式の会場でもあった「大阪市中央公会堂」を
例年利用しておりましたが、日程調整の関係で、
2月に行いました卒業研究発表会で使用した
「大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)」を
今年度は利用することになりました。
35周年を迎える本校では、開校以来初めての「校歌」を作りました。
本学園の重里國麿理事長が作詞は手がけたため、
大変本校らしい歌詞となっています。
この場をお借りしてご披露させて頂きます。
「未知なる宇宙 何があるのか
どんな形をしているのか
夢ある 真理(まこと)の 学び舎に
集いし我等 友と共に
未来を築き ベストを尽くせ
日本分析化学専門学校
未知なる地球 何があるのか
どんな姿をしているのか
調べよう学びで 未知の世界
近づこう 始めよう 生きるを探す
未来を築き ベストを尽くせ
日本分析化学専門学校」
今回はその発表会も兼ねておりましたので、歌手の山口ひとみ様、
そして作曲して頂いた村尾亜計美様をピアノ伴奏にお迎えし、
出席者全員で校歌斉唱を行いました。
そして重里理事長先生の式辞。
「何が、どこに、どれだけ、どんな状態であるのか?ということを明らかにする
『分析化学』を学んで、生きる力を身に付けよう。
小学生は児童、中学・高校生は生徒、そして、今、皆さんは学生となりました。
「生きるを学ぶ」と書いて「学生」と呼びます。
この言葉の通り、分析化学を通じて生きるを学んでください。」
続いて、浅野校長先生の式辞。
「本校は『日本一、あいさつ・マナーが出来る学校』をスローガンに掲げ、
それが自然にできるような人材育成に努めています。
しかしその本当の真意は、自分を取り巻く他者、そして動植物を含む環境に対して
「お陰様でありがとうございます」という気持ちを大切にしてほしいということです。
もっとも大切なものは目に見えないけど、見えなくても、そこにあるのです。
目に見えないものを明らかにする一つの手段として、分析化学があります。
あいさつ・マナーと同時に、この技術をしっかり身に付けられるよう頑張ってください。」
理事長先生と校長先生からの激励を受け、
次は新入生代表である生命バイオ分析学科Kさんによる『新入生宣誓』です。
これからの2年間の本校での学校生活を過ごすうえで、今は不安も多いですが、
先輩や諸先生方の教えで、しっかりと頑張っていきたい!という初々しい宣言でした。
続いて本校の卒業生がお世話になっている企業様のご代表として、
日東薬品工業株式会社 常務取締役・信頼性保証本部長 川原崎 功 様から
ご祝辞を頂きました。
様々なヒット商品を手がけられているこの企業様には、
卒業生が何名もお世話になっており、医薬品の検査・分析・製造部門などで活躍しているということもご披露いただきました。
また、
「本日ご披露された校歌で『未来を築き ベストを尽くせ』とある通り、
これからの学校生活で、ベストを尽くしてください。
皆さんの先輩方に続いて、この中の何名かのみなさんとは、
2年後、当社の社員としてお会い出来たらと思います。」と、
激励の言葉と同時に、すでに新入生の卒業後を保証頂けるようなお言葉も頂戴しました。
新入生の皆さんは勿論、保護者の皆様にも大変ご安心頂けたと思います。
最後に、昨年同じ場所で、先ほどのKさんと同じ立場で新入生代表として宣誓をした
資源分析化学科2年のH君。
今年は、在校生代表として、新入生に対し、「歓迎の言葉」を述べてくれました。
入学式の時に感じた期待と不安の入り交じった気持ちや、
これから始まる学校生活について、自身の1年間を振り返り、
新入生が安心して学校生活を過ごせるような言葉をかけてくれました。
新入生にとっては、先輩の存在は大きな安心感につながったことでしょう。
そして、無事、式は終了しました。
最後に各クラスに分かれて記念撮影です。
さぁ、これで学生一人一人の長いようで短い本校での道のりが始まります!
夢の実現には、辛いことや苦しいこともこれからたくさんあると思いますが、
保護者の方々は勿論、先生や先輩、
そして何よりも心強い企業様が皆さんの成長を見守り、サポートしてくださいます。
それぞれの夢に向かって、一緒に、一歩ずつ前に踏み出しましょう!
byすくろーす