2016.05.16
本校では、万が一の火災時に備えた
避難訓練を年に一度実施します。
今日の11:30頃から実施しましたので、
その様子を少し紹介させて頂きます。
実験室から出火したことを想定して、
11:30に全学生、全教職員避難を致しました。
この避難訓練は、大阪市北消防署の方にも
立ち会いいただき、避難終了後には
講評を頂きました。
まずは、学生が真剣に避難をしている様子です。
全員が万が一の火災をイメージして、
真剣な面持ちで取り組んでいました。
火災による災害は、煙を吸い一酸化炭素中毒となることが
多いため、学生達は皆、ハンカチで口を押さえて避難しました。
毎年、火災発生から避難完了までの時間を計りますが、
今年度は、昨年度に比べ約4分ほど短縮した時間で
全学生が避難することができました。
そして、大阪市北消防署の方からの講評です。
まずは、通報、避難誘導、初期消火の重要性を
ご説明頂きました。
火災発生時は、消防隊だけの力だけでなく、
一人一人が協力することと、状況報告が
最も大切であるというお話をしていただきました。
そして最後には、
「避難や、終了後の校舎への移動など、
非常にマナーがよく優秀であった。」
というお言葉を頂きました。
日頃から、社会人になるために日々努力している学生の
成果だと思いました。素晴らしいことです。
続いて、消火器の取り扱い方法について
説明をしていただきました。
実際に、水消火器を用いて使い方の練習をしました。
最後は、本校の校長からの講評です。
その後は、校舎内に戻り、
実験中の緊急事態に備えた訓練を行いました。
本校は、実験を行いますので、
沢山の試薬や廃液があります。
災害時などに、漏洩する可能性がありますので、
そんな時に、どのように対処すべきか、
環境に負荷を与えないための
訓練を行ったのです。
こちらも、全学生目の色を変えて、
真剣に話を聞いていました。
今日の防火訓練では、避難方法を知ることの重要性は勿論ですが、
火災にならないように心がけることや、
日頃から意識するということが、
大切であることを
学生達は学び取ったことと思います。
byせんぱい