せんせのブログ

12年間続く道頓堀川水質調査

2016.05.23

本校の委員会の一つである環境委員会が中心に行う、
道頓堀川の水質調査を6月に実施する予定をしています。
年間4回実施し、これまで12年間続けてきました。6月の実施で、48回目となります。

実施の取っかかりは、阪神タイガースの優勝と共に、
道頓堀川に飛び込む方がおり、「本当に飛び込んでも大丈夫なのか?」
という疑問から始まりました。

これまでの結果は、以下のURLよりご覧いただけます。

https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori/


写真は、道頓堀川水質調査を中心になって進める2年生です。
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2年 資源分析化学科のF君(写真左)は、
今年度の環境委員会会長で、1年次能動的に道頓堀川水質調査に取り組んでいました。
新しい年度を迎え、道頓堀川水質調査への意気込みを語ってくれました。

「これまでに何年も続いてきた道頓堀川水質調査なので、
その伝統を壊さないように、事前に打ち合わせをして、
当日はスムーズに実験を行って、正確なデータを出して行きたいです。
また、次年度のことを考え、1年生にしっかり教えていきたいです。」

と、話してくれました。


そして、道頓堀川水質調査がなぜ始まったのか、どのような項目を測定しているのかなどの説明を
黒板やパワーポイントを使って説明しました。

まずは、一般細菌や大腸菌の測定の説明です。
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2年 生命バイオ分析学科のFさん(写真左)と、Yさん(写真右)が説明をしました。
解りやすく説明していた2人に、6月に行う道頓堀川水質調査への意気込みを聞きました。

「これまでは、上級生に教えてもらう立場だったけど、始めて指導する立場になり緊張しています。
でも、1年生を上手く引っ張っていけるように、頑張ります。」

と頼もしい意気込みを語ってくれました。

さて、続いて微生物の別の指標となる項目について
2年 資源分析化学科のM君がプロジェクターを使った説明をしました。
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アニメーションを上手く使い、
解りやすい説明でした。

2年生が、1年間でとても成長したと感じれた時間でした。

今年度の道頓堀川水質調査は、6月11(土)から始まります。
またその時の様子は、ブログで紹介させて頂きます。

byせんぱい