2016.05.24
学生は様々な実験を行っています。
しかし、ただ実験を行い終わりという事ではありません。
実験を行った後、その内容と実験結果を
レポートとしてまとめ、考察します。
このようにレポート、つまり報告書を書くことは、
分析化学者として大切な仕事の一つです。
「分析化学」の仕事は、様々な物質の中に
「どこに、何が、どれだけ、どのように、あるのか」
を明らかにしていくことです。
その事実を文書にして、将来は社内の上司・同僚や
お客様に報告する必要が生じます。
そのため、実験後にレポートを正確に、
丁寧に書く事を重要視しています。
本日は生命バイオ分析学科2年生の「医薬バイオ化学実験」
のレポート日でした。
レポート日とは、これまでに行った実験のレポートに対して
教員からの指導を受け、さらに完成度の高い
レポートに仕上げる日のことです。
提出されたレポートを教員がチェックし、
その際に足りないところ、分かりづらいところなど、
気を付けなければならないことを指摘し、学生たちに返却します。
その後、学生たちは返却されたレポートを修正して再提出し、
さらに良いレポートに仕上げていくのです。
こちらでは学生同士で話し合って、
レポートをまとめています。
学生達はそれぞれの目標に向かっていろんなことを
吸収しようと頑張っています。
レポート日をはじめ実験で学んだことは、
将来仕事をする上で必ず役に立つことでしょう。
立派な分析化学者になるために、
有意義な学校生活を送って欲しいと思います。
我々教員も全員でサポートをしていきます!
by アメフト