せんせのブログ

土・日通学学科の実験とディスカッション

2016.05.29

化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生が、
土曜日・日曜日の時間を有効に活用して、化学分析の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できるコースです。
卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者・
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。

平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら学ぶことができ、
大学生等はWスクールによって、平日に学んでいることとは異なる専門分野の
技能を修得することができます。

そのため、入学目的も学生によって、「転職や再就職を目指す人、
現職でのスキルアップやキャリアアップを志す人、経営する(または勤務先)
企業の事業拡大のために国家資格の取得を目的とする方、
就職活動への備えとする大学生等」様々です。

このような多様なニーズに対応するため、このコースは定員20名の少数精鋭で
開講しています。週末に集中して学ぶことができるコースのため、
週末のみ遠方から長距離通学をしている学生もいます。

今日は、1年生の基礎化学実験を担当しました。
基礎化学実験では、化学・バイオに関する基礎的な技術を身につけます。
今回のテーマは、医薬品に使われている有機化合物の合成でした。
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↑合成した医薬品を集めているところです。

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↑合成した医薬品の結晶を見ているところです。

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↑学生が見ていた医薬品の結晶です。

学生たちは、「ものづくり」することを楽しんでいました。

また、同じ時間、2年生は教室で卒業研究班に分かれ、研究内容のディスカッションを行っていました。
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↑黒板を見てディスカッションしている様子です。

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↑黒板前で自分が考えてきた卒業研究の方法を話すTさんです。
普段から明るく勉強熱心な学生ですが、今日は特に自分が考えてきた研究方法の紹介に
熱弁をふるっていました。

2年間の集大成の卒業研究が始まりました。

by バッテン