2016.06.06
こんにちは。テノールです。
今日は、生命バイオ分析学科1年生の基礎化学実験の様子
をお伝えします。
基礎化学実験とは、化学実験を行うために必要な基本的な
技術と、データの扱い方や報告書の作成方法を学ぶことが
出来る実験です。
この日は「レポート日」と呼んでいる、提出された実験レポート
の確認と修正を行う日でした。
学生は普段の実験の結果をレポートとして提出しますが、
レポート日を通して、これまで実験レポートを書いたことの
ない人も安心して書ける様に教員が指導を行います。
学生達は、初めて教わった正しいレポートの書き方通りに、
自分達のレポートをより良くしようと書き直していました。
生命バイオ分析学科1年生のM君(左)は、クラスメートの
M君(右)と一緒に授業開始よりも少し早めに教室に来てレポート
を書き直していました。
M君は、初めてのレポート日で分からない事があると言いつつも、
明るい表情で二人でレポートに取り組んでいました。
生命バイオ分析学科のU君(左)は、実験レポートの考察の書き方
について分からない事があり質問に来ていました。
U君は実験レポートを書くことが初めてだという事で、1つ1つ
丁寧に解説しました。
この様に、個々の学生が不安に感じることを先生に質問しに行ける
のも、レポート日の大切な役割です。
U君は説明をしっかりと聞いて、時間をかけて素晴らしいレポート
を仕上げました。
書き終わった後、U君は「ほっとしました」と言って充実した顔で
レポートを提出しました。
レポート日は、学生にとって自分の書いたレポートを見直し、そして
より良く直すチャンスの日です。
ここでレポートの書き方を学べば、就職した後で報告書を書く時にも
必ず役に立ちます。
立派な分析化学者を目指して、頑張ってください。
我々先生も、全力でサポートします。
by テノール