2016.06.27
私達が日常使用しているモノを分析する、材料分析化学実験を今日は行いました。
その実験の様子と、卒業生が近況報告に学校に来てくれましたので、その様子を紹介させて頂きます。
まずは、材料分析化学実験からです。
例えば、どのようなものを分析するかというと、食品やお菓子の包装に用いられる有機材料や、
スプーン・フォークなどの金属に用いられるステンレスを分析しました。
写真は、2年 資源分析化学科のM君(写真左)とF君(写真右)です。
2人が手に持っているのはさて何でしょうか?
これが、今日分析した食品や、お菓子の包装材です。
F君がこの実験について、意気込みを聞かせてくれました。
「昨日食べたお菓子を実際に分析できるので、お菓子を買った時から楽しみでした。
何気ない日常の一部を分析できるので、とても楽しみです。」
写真は、実際にM君が分析機器の操作をしているところと、結果です。
実験を終え、M君が感想を語ってくれました。
「IR(今回使用した分析機器)を使ったのは、1年次以来でしたが、振り返りながら操作したことで
すんなりと使うことができました。1年次の分析技術が身についていることを実感することができました。」
無事に、それぞれの包装材が何から出来ているか、分析できた様子でした。
その他にも、本校では食品や医薬品、大気・水質・土壌などの環境についての分析技術を学生は習得しています。
これらの技術は、社会人になった時に即戦力として役立つものです。
続いて、放課後訪れてくれた卒業生の様子です。
写真は今年の3月に卒業したS君です。就職活動でお世話になったましおか先生と一緒に記念撮影をしました。
「学校から自分を含め3名内定した企業で働いているので、
新任研修を受けているところですが、解らないことは協力しながら頑張っています。」
と近況を語ってくれました。
本校で培った分析化学の技術と知識を武器に、これから活躍することと思います。
byせんぱい