2016.10.03
ノーベル医学生理学賞を東京工業大学の大隅良典栄誉教授が
受賞されたという嬉しいニュースが飛び込んできました。
それと同時に、校内でも「内定をいただきました!」と、
嬉しいニュースが!
内定したのは、資源分析科学科のKくん(左側)です。
高校を卒業してすぐに本校へ入学してきた学生で、
入学当初は、「絶対にこれがしたい!」という考えを
持っていたわけはなく、
学校でいろいろな経験をする中で
土壌や大気、水などの環境分析をするような仕事に就きたいと
考えるようになりました。
今回の内定をいただいた企業は、
関西にある浄水場などの水処理施設の運転維持管理を
主な業務とされており、水質分析やそれに関わる様々な業務を
されています。
浄水場と聞くと、そこには「大阪府の職員の方が働かれているのでは?」
と思われるかもしれませんが、
実際には民間業者に委託され維持管理されていることが多いのです。
つまりKくんは、私たちが普段、何気なく蛇口をひねって、
当然のように飲んでいる綺麗な水を守る仕事をすることになります。
Kくんは、
「内定をいただき、正直ほっとしました。
やりたかた仕事に就けることになり、嬉しいです!」
と、喜んでいました。
一緒に写っているFくん(右側)も、最近に内定をいただいた学生です。
iPhoneなどのスマートフォンの中に使われる小さなネジや部品のメッキ加工を
高い技術力で行っている企業で、製造や品質管理などを行います。
写真の2人だけではありませんが、
共に同じクラスで、同じような分野に興味を持ち、
入学当初から一緒に勉強や実験に取り組んできました。
このような同じ目標を持った仲間がいることで、
互いに切磋琢磨しながら進めることができたのです。
これは分析化学という技術を身に付けて
医薬品業界を目指したい学生、
食品業界を目指したい学生、バイオ業界を目指したい学生などが
集まることで得られる相乗効果なのかもしれません。
何はともあれ、Kくん、Fくん、おめでとー!
By ぽてと