2016.10.11
今日は、学生達が実験に取り組む姿を少し紹介させて頂きます。
まずは、1年生の機器分析化学実験です。
本校では1年次に、本校にある主要な分析機器の操作方法を、ほぼ全て修得しますが、
下の写真は、ガスクロマトグラフという分析機器の操作方法を学んでいる学生です。
ガスクロマトグラフは、食品や環境、化粧品の分析などに必要で、
学生たちは、学んだ技術がどこに生かされるのかも含め、学んでいきます。
写真右から2番目の、1年 生命バイオ分析学科Yさんは、
「自分の就きたい仕事は、必ず分析機器を使用する分野なので、
絶対に操作方法をマスターしたいです。」
と、実験に取り組む意気込みを語ってくれました。
この実験は、2週に渡って取り組み、本日が2週目でしたので、
学生の操作する手つきも慣れてきているようで、
何とも頼もしい姿です。
さて、もう一つ別の分析機器を学ぶ学生達を紹介します。
写真は、ぽてと先生が原子吸光光度計という分析機器について説明しつつ、
学生が実際に操作しているところです。
原子吸光光度計も、様々な業界で使用されており、
金属材料、環境、食品、化粧品、サプリメントなど、
どの学科にも必要なスキルとなっています。
学生は、
「試薬の調製はだいぶできるようになったので、
早く機器を使いこなせるようになりたいです。」
と、語ってくれました。
一方、2年生の卒業研究では、見たこともないほど大きな「注射器」を使って
実験をしていました。
このチームは「におい識別装置」という分析機器を用い、お茶の香りと、
リラクゼーション効果に関係性があるか、研究をしています。
大きな注射器は、そのにおい識別装置で分析をするために、準備をしているところです。
どのお茶のリラクゼーション効果が高いのか?ということも解るのかもしれません。
研究結果が今から楽しみです。
byせんぱい