2016.10.20
今日は、1年生の「事業所見学会」を行いました。
将来就きたいと考えている分析化学やバイオの分野に関連する
企業を見学させていただき、現在、学校で学んでいる分析化学の知識や技術がどのように
活かされているのかを実際に見て、分析化学者がどのように社会に
貢献できるのかを知ることができる行事です。
つまり、将来の仕事として分析技術者をイメージしている学生にとっては、
分析技術者のプロの方々が仕事をされている姿を見ることのできる
またとない機会でもあります。
私は、本校の卒業生が活躍する事業所の中でも、沢山の学生が
就職している、「(株)住化分析センター」へ20名の学生を引率しました。
写真は、見学終了後に全員で撮影しました。
(株)住化分析センターは、住友化学から分析部門が独立してできた企業で
医薬品、環境、工業材料、化粧品など幅広い分野の分析を行っている企業です。
まずは、どのような分析や研究を行っているのか、会社の概要について
お話いただきました。
授業や実験で聞きなじみのある単語が聞こえ、
学生達は、必死にメモをとっていました。
つづいて、実験室(LABO)の見学です。
本校で1年生が今、学んでいる分析機器を現場で見せていただく
ことができました。
建物の中を歩いていると、
「先生お久しぶりです。」と、
声を掛けてくれる卒業生に遭遇しました。
わずか20分程度の間でしたが、様々な部署で活躍している
卒業生に会うことができました。
実験室見学終了後は、質疑応答の時間をいただきました。
学生は質問を多くしていましたが、1つ1つ丁寧に回答を頂きました。
帰り道で学生に感想を聞いてみると、まず第一声は全員
「すごく楽しかったです!!」
と笑顔で答えてくれました。
その他は、
「沢山の分析機器を見れて嬉しかったです。」
「自分が将来、どのような所で働き、何をするのか、
具体的な将来のイメージができました。」
「製薬関係の仕事に将来就きたいので、新薬に関わる仕事ができるようだったので、
楽しく見学ができました。」
「今、学んでいる実験と同じことが行われていたので、勉強になり楽しかったです。」
と、語ってくれました。
それぞれ、有意義な時間を過ごせたようでした。
最後になりましたが、お忙しい中見学の対応をして下さった企業の皆様、
ありがとうございました。
byせんぱい