2016.10.22
こんにちは。かもみーるです。
今日は「第1回土曜化学実験会」を開催しましたので、その様子をお伝えします。
土曜化学実験会は、本校で平成14年度より年2回程度開催している実験会です。
中学校や高校の先生方や生徒の皆さんが
普段、接する機会の少ない化学実験を行う会員制のイベントです。
毎年ご好評をいただいており、今回も多数のご参加をいただきました。
先生方にとっては、授業や、クラブ活動等の参考のために
また、生徒さんは学校の授業や教科書だけでは味わえない、
化学実験の面白さ、楽しさを実感できる機会です。
(昨年度の様子はこちらをご覧ください)
そして、今回の実験テーマはこちらです。
・溶ける氷、溶けない氷
・浮いたままのシャボン玉
・氷の花を咲かせよう
最初の実験「溶ける氷、溶けない氷」では水分子の持つ性質を簡単な実験で明らかにしました。
写真は冷凍庫で冷やした氷やドライアイスを電子レンジで温めでいるところです。
さて、それぞれどんな様子でしょうか?違いはありましたか?
続いて「浮いたままのシャボン玉」の実験の様子です。
シャボン玉をドライアイスの上に吹きかけると・・・
宙に浮くシャボン玉が完成しました。
二酸化炭素は空気より重いため、ビーカーの底に沈みますが、
シャボン玉は空気とほぼ同じ程度なので二酸化炭素には浮くということを利用しています。
最後の実験「氷の花を咲かせよう」では、
過冷却を利用してアルミカップの中の水を一瞬で凍らせるという内容でした。
なかなか凍らず苦戦していた方も、
コツをつかんで次々と氷の花を咲かせていた方もおられました。
参加した高校生からは、
「高校では手に入りにくい薬品で実験するけれど、身近なものを使っての実験は楽しかったです」
「とても不思議な体験ができました」
「いろいろな状態変化が見れておもしろかったです」
などの感想をいただきました。
今回体験いただいた実験は簡単に手に入る材料で行えますので、
またご家庭、学校でも楽しんでいただけたらと思います。
突然ですが、明日は何の日かご存知でしょうか?
実は10月23日は化学の日です。
そこで、本実験会でも「化学の日前日スペシャル」と題した、企画をご用意しました。
参加者のみなさまには、プラ板作りを体験していただきました。
本校の学生が書いた化学の日にちなんだイラストや
参加者の皆さまのオリジナルイラストなど、
様々なデザインのプラ板が焼き上がりました。
短い時間でしたが、
ご参加いただいた皆さんに、満足いただけたようでよかったと思います。
今回は本校の在学生も協力してくれました。
参加された保護者の方からは、
「在校生と直接話すことができてよかったです」
とコメントをいただきました。
実験の楽しさ以外にも、教員と学生との距離が近いという本校の魅力も
感じていただけたようで、教員も嬉しく思います。
今回参加できなかった方も、本校主催の実験会はまだまだ続きますのでご安心ください。
次回の土曜化学実験会は、平成28年12月10日(土)です。
今回とは異なる実験テーマをご用意しています。
詳しくはこちらをご覧下さい。
また、いつもの体験入学とはひと味違う
「在校生が語る!スペシャル・オープンキャンパス」も、
平成28年11月19日(土)に開催予定です。
(昨年度の様子はこちらをご覧ください)
みなさん、お気軽にご参加下さいね。
お会いできるのを楽しみにしています。
by かもみーる