2016.11.15
実験室では、いつもの通り学生たちが実験をしていました。
しかし、こちらの班は少々雰囲気が違いました。
そうです。この班は、今日の中間発表会で発表したのです。
このブログでも何度も卒業研究の様子をお伝えしてきましたが
中間発表会とは、これまでに研究した結果をもとに、
研究の方向性がずれていないかまた、発表方法を体験するためのものです。
この班はお茶の香りに関する研究を行っています。
実際の研究では、「におい識別装置」という機器を用いて研究を進めてきました。
6月には、身近な香りをテーマにどんな研究をするか
担当のましおか先生と打ち合わせをしていました。
(その時の様子はこちら)
夏休み中にも使用する装置の調整やサンプル採集に必要な器具の洗浄など
準備をしていました。
(その時の様子はこちら)
卒業研究は本格的に9月から始まりますが、
このように、教員との打ち合わせや準備には多くの班がそれよりずっと前から取り組んできました。
そして9月になると、実際に測定が始まりました。
(その時の様子はこちら)
こういった経緯で本日を迎えました。
このために、綿密な打ち合わせを行いスライドや要旨も一生懸命仕上げてきました。
また、うまく研究内容を伝えるため発表練習も重ねてきました。
大勢の前で発表するとあって少し緊張していたようにも思いますが、
無事に発表を終えることができました。
学生に話を聞いてみると、
「ほぼ練習した時間で発表することができてよかったです」
「ついつい早口になってしまいましたが、
無事に発表を終えることができて、一安心です」
と感想を聞かせてくれました。
質疑応答の時間には、
サンプルの量や測定条件や効能についての質問がありました。
どの質問にも自分たちの言葉で答えることができていました。
先生方からの総括では、
発表の仕方や見やすいスライドの作り方などたくさんアドバイスがありました。
そして、先ほどの写真です。
中間発表会が終わるといただいたアドバイスのもと
早速、実験を始めていました。
2月に行われる卒業研究発表会までまだ時間があります。
今日の経験を活かして修正を行い、完成度を高めてください。
中間発表会はもう少し続きます。
どんな研究成果が聞けるのか、これからも楽しみにしています。
By かもみーる