2017.01.08
化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生、
大人数で勉強するよりも少人数でゆっくりと勉強をしたいと思っている向けのコースです。
土曜日・日曜日の時間を有効に活用して、化学分析の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できるコースです。
また、卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者・
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。
平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら学ぶことができ、
大学生等はWスクールによって、平日に学んでいることとは異なる専門分野の
技能を修得することができます。
そのため、入学目的も学生によって、「転職や再就職を目指す人、
現職でのスキルアップやキャリアアップを志す人、経営する(または勤務先)
企業の事業拡大のために国家資格の取得を目的とする人、
就職活動への備えとする大学生等」様々です。
このような多様なニーズに対応するため、このコースは定員20名の少数精鋭で
開講しています。週末に集中して学ぶことができるコースのため、
週末のみ遠方から長距離通学をしている学生もいます。
今日は、この学科の2年生の卒業研究発表会の要旨提出日でした。
2年間の集大成として、今までに学んだ分析技術と知識を活かして、
卒業研究に取り組んでいます。
要旨提出前に、教室の黒板を使って、卒業研究担当教員と班員全員のディスカッション
を行っている班がありました。
土日のみに登校する学生のため、平日に登校する学生と比べると、
顔を合わせてディスカッションをする機会が極端に少ないですが、
その分、土曜日・日曜日は遅くまで残り、班員同士で楽しくディスカッションしています。
この班は、「植物が持つポリフェノールの量と食物への影響」について研究を行っています。
どのような研究発表になるのでしょうか?今から楽しみです。
また、「カレーなどに使われている香辛料の機能性に関する」研究を行っているグループは、
卒業研究担当教員に校了をもらった要旨を事務室に提出していました。
このグループは、毎週、香辛料を使った実験を行っていました。
班員である学生は、香りを嗅いでいるだけで食欲が増し、お腹が減ってくると言っていました。
どちらの班も学生たちが研究テーマを検討し、個性的かつ面白い研究を行っています。
その卒業研究発表会は、以下の日程で行います。
聴講を希望される場合は、事前予約が必要となります。
◎日時 平成29年2月4日(土) 午前10時20分~午後3時35分
◎会 場 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
◎交 通 以下のいずれかの方法でお越しください。
・京阪「天満橋」駅下車。東口方面の改札から地下通路を通って1番出口より東へ約350m。
・地下鉄谷町線「天満橋」駅下車。1番出口より東へ約350m。
・JR東西線「大阪城北詰」駅下車。2番出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m。
http://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.html
◎参加費 無料
◎申込方法
事前予約が必要となります。
参加を希望される方は、以下の事項を明記し、メールでお申し込み下さい。
1)氏名
2)所属(学校名・学年または勤務先)
3)連絡先(郵便番号、住所、電話番号)
4)聴講の時間帯
座席確保の都合もあるため、予め聴講の時間帯が明確な方は、
申込時に、「○時~○時」もしくは「終日」という表記でお教え頂けると幸いです。
【宛先】日本分析化学専門学校「卒業研究発表会」係
mail info@bunseki.ac.jp
先着順で、定員に達した段階で締め切りとさせていただきます。
なお、予約された後にご都合などで欠席される場合はキャンセルのご連絡を
お早めに頂けると幸いです。
◎その他
本研究発表会は単位認定に係るものとなっておりますので、発表中は静粛にお願い申し上げます。
携帯電話・携帯ゲーム機等の電子機器の使用や動画撮影など、マナーの悪い方がおられましたら
退場をお願いすることもありますのでご了承下さい。また、お子様連れのお方様も十分ご理解下さい。
1月9日(月・祝)は「成人の日」のため、授業・実験はございません。
次のブログは、1月10日(火)です。
お楽しみに!
by バッテン