2017.01.18
こんにちは!ミジンコです。
今日は期末試験最終日ですが、実験室では教員が何やら準備をしていました。
実は、明日は「定量分析実験」の実技試験を実施するので、そのために
準備をしていたのです。
定量分析実験とは、「定量」とあるように、どこに、何が、どれだけ
どのような物質が存在するのかを分析する方法を身に付けることが
できます。
この試験では「滴定」という分析手法の技術を確認します。
実は、この手法は国家資格である技能士(化学分析)の実技試験で
問われる技術でもあります。
高校の教科書や実験室でも見たことがある器具が並んでいますが、
こうしたガラス器具等の基本的な操作は、就職したり、または
大学編入学した進学先で最も重要とされている技術でもあります。
本校では、4月から1年間かけて、実験技術を身に付けてきましたが、
その成果を確認するため、実技試験を行います。
その目的には、自分達の手にどれだけの分析技術が身に付いたかを、
学生自身が実感することも含まれています。
入学前には実験をしたことなかった学生も、今ではテキパキと実験を
進めていくのですから、その成長のスピードには教員側も驚く程です。
さあ、準備完了です!
今日までの成長の証を、遺憾なく発揮して欲しいと思います^^
by ミジンコ